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コロナ後の読書会の振り返りから見えてくるもの

昨日オンライン読書会を終えて、ふと2020年1月に新型コロナウィルス感染拡大以降の読書会の動きを時系列に振り返ってみました。

メールのやりとりなどを紐解いて履歴を確認したところ、2020年5月に初めてオンライン読書会のトライヤル(接続テスト)を実施していますね。

この時は特に推薦図書を設けず、とにかく全員が無事zoomに接続できることを確認し、近況報告をして40分の接続で終えました。

これで一気にオンラインでもいける、という流れが加速しました。

その後8月に任天堂故岩田聡元社長の言葉のかけらなどを拾った書籍『岩田さん』を推薦図書としてオンライン読書会を実施。この時も、書籍を購入せず、インターネットで無料公開されている部分だけでも読んでの参加ということで間口を広く開催しました。

その次が11月27日にOBの方が自主出版された本を読んでの読書会。こちらも一部無料公開されていました。

ただでさえオンライン読書会がまだ定着していなかったので、敷居を低くする工夫?の一つですね。

そして、3月は東日本大震災復興支援をしているメンバーからの提案で、映画『福島50』と片田教授の動画を視聴してもらい、その感想を語り合うという変則的なスタイルで実施しました。

こうして振り返ると、昨日の読書会がオンラインに切り替えてからスタイルが確率したパターンになるのかなと思いました。

オンラインだと、ワイワイガヤガヤになると、発言がオンライン上でかぶったりして聞きづらくなるので、司会進行係の方にリアル開催の時より意図的に順番を指名していただき、各人が必ず一度は話せるように進行してもらいました。

また、19時半から21時までは形式を重視して話している人以外はミュートにして順番に回していき、その後21時から21時半は全員ミュートを解除してオフ会のようなざっくばらんな雑談タイムに切り替えました。

コロナ後の約1年を振り返ってみて気づいたことがいくつかありました。

それは、コロナ以降も、年4回のペースで開催し続けられていたということ。絶対に途絶えさせたくなかったんですね。きっと。そして、途絶えさせたくないという願いに賛同して一緒に運営してくださる方、参加してくださる方がいらしたからですね。ほんと感謝です。

コロナ前より育児をされている特に私含め女性は参加しやすくなったような気がします。

初めての方もお誘いしやすくなった気がします。

転勤等で全国にいらっしゃる方もご参加できるようになりました。

今後、例えばご参加される方がどんどんご高齢になられても、オンライン形式なら継続できるという手応えがありました。

ただ、反面、以前のような読書会後の懇親会でいろんな近況報告や雑談を思い切りできた時間は減ってしまっているので、その辺はやはりリアルが良いかなと。

コロナが落ち着いて、近くにいる人同士のリアルと離れている人でも参加できるオンラインのメリットを組み合わせつつ、温度差を減らして、目指すは『希望すればみんな参加できる』をどのようにハイブリッドで実現していくのか、今から準備していきたいなと思いました。

#日記 #エッセイ #毎日更新 #読書会 #振り返り

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