フードコスト___2

美味しいステーキを食べたいなら「いきなりステーキに行け!」

皆さんが美味しいステーキが食べれるお店と言われればどこを思い浮かべますか?

「さわ〇か」「ブロンコ〇リー」「ビッグ〇ーイ」など沢山あるステーキチェーン店の中でもいきなりステーキが一番美味しいのです!

ここで言う美味しいは「価格の割に高級なお肉が提供されている」という意味合いで用いています。

いきなりステーキと他のステーキ店との違い

大きく違うところはビジネスモデルにあります。

いきなりステーキはフードコストに50%もかけているのです。

フードコスト
フードコストとは原価に対する売値の割合のことを指します

つまり原価と売値の差が少ないほどフードコストは高くなります。
よってフードコストが高い店舗では1つ売れても利益が少ない為、大量に売らなければならない事が分かります。

フードコストの高い『いきなりステーキ』は、どうやって儲けるのか

いきなりステーキのコンセプトは「お客さんはステーキを目的に食べに来る」です。
つまりステーキを食べる以外の体験を無視した形式をしています。

いきなりステーキの戦略
・ステーキを注文するとついてくるブロッコリーや人参、ポテトなどの野菜
 を無くす事で食材の廃棄ロスを削減。
・立ち食い形式にする事でお客さんの回転率を上げる
待ち時間の短縮
・メニューの固定化

などなど他にも色んな戦略によってお客さんの回転率を上げて客数を増やす事でフードコストの高さを補っています。

なぜ、いきなりステーキのステーキは美味しいのか

ここから本題です!
美味しい肉と聞いた時に「値段が高そう」というイメージはありませんか?

いきなりステーキが美味しい肉を提供しているのであれば値段は他のステーキ屋と比べても高くなるはずです。

しかしメニュー表を見るとどうでしょう、『いきなりステーキ』も他のステーキ屋も全体的に2,000円第で占められています。


変わらない値段なのにどうして美味しいのか?それはフードコストが『いきなりステーキ』の方が高いからです。

他のステーキ屋よりも20%ほどフードコストが高い為により良い肉をお客さんに提供する事ができるのです!

よって美味しい肉を食べに行きたいのであれば『いきなりステーキ』に行った方がお得です。

追記

ここまでいきなりステーキを推してきましたが、他のステーキ屋が衰えているというわけではありません。

いきなりステーキには無い、長く居座れる心地よい空間であったりステーキ以外の料理も楽しめるのが他のステーキ店の強みだと感じています。

よって、落ち着いた雰囲気でステーキを楽しみたいのであればいきなりステーキで体験する事が出来ません。あくまでも美味しい肉を食べたいんだ!という時に最大の価値を体験する事ができるのです。

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