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人生の転機に読んだ本。読書感想文を提出します【-24年9月振り返り-】

「外資系コンサルティングファーム勤めのワーママが、3年後の2027年までにライターでフリーランスになる」までの記録をリアルタイムで発信していきたい、K子です。

9月の振り返りnoteです。

ようやく涼しくなってきましたね(と言いながら毎日ノースリーブで保育園の送迎チャリを漕ぐ私)。

今月は夏休みの宿題の周回遅れのようなタイミングですが、最近読んだ本の読書感想文を記しつつ、1ヶ月を振り返っていきたいと思います。

夏休みの宿題のザ・定番と言えば!

①「お金に執着するとそういう人生になるんだよな」

今月、私はついに転職を決断しました。

現職を退職するにあたり、真っ先に手に取ったのが「仕事の辞め方」(鈴木おさむさん著)。

SMAP×SMAPなど数々の人気番組の放送作家であり、お笑い芸人森三中の大島さんとの「交際0日婚」が話題になった鈴木さん。
なんと、32年間続けた放送作家を辞める決断をしたそうです。
印象に残ったフレーズはこちら。

妻がある日僕に言った言葉が胸に残っていました。「お金に執着するとそういう人生になるんだよな」と。
僕はこれまでお金に執着するタイプではありませんでしたが、やはり、仕事を辞めると自分の中で決めてから、お金のことを考えるようになりました。 なぜなら今よりも収入がかなり減ります。来年からやる新たな仕事が成功するかどうかもわからない。 生活のレベルも大きく変わってきます。僕はポジティブな方ですが、辞めると決めた当初は、自分の中で「なくなるもの」を考えてしまった。

『仕事の辞め方』(鈴木おさむ)p114-115より引用

お金って、一度持つと「無くなる」恐怖がつきまといますよね。
同じ年収500万でも、新卒2年目で1年目のときより50万アップしたときの500万と、社会人10数年目で年収1000万からダウンする500万だと全然気持ちが違います。
「生活レベルは一度上げると落とせない」といった話もよく聞きます。

でもそれって本当?
年収がダウンしても実は(精神的には)満足いく暮らしを十分できるのでは?
そう思って、今月私は初めてライフプランを作成してみました。

お金に執着すると、お金を手放せない人生になる。
その結果、お金では買えない精神的な満足感や心身共に健康であることを失うかもしれない。
ライフプランの作成を通じて、お金への執着を手放すために「これからの人生に必要なお金を可視化すること」の大切さを実感しました。

②「自分が選んだカードの明るい一面を見る目を持つ」

続いては、9月の発売を待ちわびていた「からまる毎日のほぐし方」(尾石晴さん著)。

外資系メーカーに16年勤務されていた「元・激務系ワーママ」(←勝手に言ってすみません)であり、現在はVoicyなどでの発信をはじめご自身で事業をされている尾石晴さんの初エッセイ本。
印象に残ったフレーズはこちら。

あなたが手に握りしめている選んだカードもほら、裏と表がある。
産むか産まないか、どっちを選んでもいい。もちろん、選びたくても選べなかった人もいるだろう。大事なのは、その手元で握りしめているカードの、どの面を見るかだ。
選択したそれが、私やあなたの生き方となる。カードの是非を考えるのではなく、自分が選んだカードの明るい一面を見る目を持つほうが、ずっと良い人生との向き合い方になる。

「絡まる毎日のほぐし方」(尾石晴)p32より引用

私達は毎日、何かを「選択」しています。
転職するか、現職に残るか。
働くか、家庭に入るか。
人生はひとつ。それゆえに基本的には選択肢はひとつしか選べないので、必ず「選ばなかったもの」があります。

私は転職を決めたとき、現職に残れば手に入るはずたった高給や知名度の高い方とのコネクションが頭をよぎり、「これを捨ててもいいのだろうか?」と悩みました。

人間は損をしたくない生き物らしく、どうしても失うものばかりに目がいきがちです。
でも、選んだ選択肢にも、キラリと光る一面はあるはず(だからこそ、選んだのだから)。
自分が信じて選んだカード(転職)の良い面をもっと見ていきたいと思います。

③おまけ:9月の買い物

読書感想文は以上なのですが、9月は自分の誕生月だったので、先月目標に掲げたとおり色々と買い物をしました。

買ったものの中で特に良かったのがこちらのフレグランス。

なんというか、高級ホテルのリネンの香りがします。
夜に少しだけ足に吹きかけて、汗臭い娘達にぎゅうぎゅうにされながら寝ている現実から逃避しています。

まとめ

10月の目標は、とにかく現職での仕事をやりきること。
有給休暇は余っているのですが、消化せず月末まで走りきり、きちんとバトンを渡して去るようにします。

来月も、夢に向かって頑張ります!


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