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―月に恋する猫の詩―

さむざむと冬空.

ちりばむ星の煌めきに囲まれて.

凍てつく月の淡い光.

まるで毛布にくるまるように.

身を包む薄い雲.

それでも放つ.

零れあふれる.

クレーターの瞳が.

冷たく僕を見下ろす.

君の魅力は魔力で偉大だよ.

遠い…

遠いよ…と.

月を見上げてひとりごちた.

凍えた夜気を裂くように.

眠った町にこだまする.

だけど君には届かない.

いつも君は…

なんにもこたえない.


精一杯の情熱を一編一編 心と愛をこめて載せてます🍃🌸正真正銘の詩人になれる後押しと応援があると励みにも糧にもなります❤️どうか宜しくお願いします🌸💖🌸