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顧客とファンは違う?

こんにちは。佐々木憲です。

今日は「ファンの正しい作り方」について話したいと思います。


僕のやりたいことである「仙台に大人が学ぶ場所を作る」ということであったり、そういった勉強する大人たちが一息つけるカフェを作りたいというような、
自身の今後のビジネス展開を考えた時に、
間違いなく大切なことは「憲にファンがいるのか?」という点になってきます。

なぜ顧客ではなくファンなのかというのも含めて話していきますね。


まずはこの二つを明確に定義します。

顧客は「サービスを愛してくれる人」
ファンは「サービスを提供している人を愛してくれる人」

このように定義します。

顧客は商品に目を向けているんですね。

わかりやすい例で言うと、地方の商店街に買いに行っている人たちというのは、基本的に商品を買いに行っています。なので、近くにイオンなどの大型ショッピングセンターができたら、そこで買ってた人たちはみんなイオンに流れてしまい、結果潰れてしまうというのは安易に想像できますよね。

だけど商店街の片隅にあるようなスナックというのは、近くに大手居酒屋チェーンが出来ても潰れない。

この差は何かっていうと、ファンがいるかどうかです。

コロナ時代で明確になったことでもありますが、経営に困ったからといって
コンビニがクラウドファンディングをしてもお金は集まりません。
だけど地元に愛されているスナックがクラウドファンディングをすればお金は集まるでしょう。

だからこそファンがいるかどうかっていうのは、そのお店(経営)自体の強さに関わってくるんです。

なのでこれからは顧客単価を上げても集客できるというようなブランディングがものすごく重要になってきます。


ではどうやってファンを作るのか。

結論、「どういう人が自分を応援してくれるのか?」というのを、常に自分に問い続けることです。

ここでのポイントは、「どういう人に届けたいか」という自分視点で考えるのではなく、お客さんから見て自分はどう思われているのか?ファンで居続けられるのか?という相手の視点で考えることが重要になってきます。

どういう人に届けるかという自分目線の考え方になると、無駄なものまで発信しちゃうんです。

例えば、僕は毎日インスタグラムのストーリーを最低2投稿はしていますが、
それは「コツコツ努力を続けようとしている人」に向けて、共感を得るために投稿しています。
なので、高級車を乗り回したり、ブランド物を買ったみたいなリア充投稿をしたところで、努力をしている人の共感は得られないんです。
佐々木憲という人間がブランド物を買ったところなんて誰も興味ないし、意味ない。だからそんな投稿はしません。
だからファンを作るためにやらなければいけないことは、足し算ではなく、むしろ引き算なんです。余計な発信を削らないといけないということです。

もっと例を出すと、

ピースの又吉がDJの練習をめっちゃして、DJイベントのゲストDJをやるといっても、新規ファンを獲得するどころか、既存のファンまでも失ってしまう。

できることを増やせばいいって問題ではない。

やることとやらないことを明確にして、理念やキャラクターに一貫性を持たせることが大事であって、自分目線でコントロールするのはなく、常にどういう人が自分を応援するのかっていう目線で行動していった方がいいということになります。


参考になれば嬉しいです。










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