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「平和をビジネスに」 〜倫理を重視した社会へ〜

「平和をビジネスに」 〜倫理を重視した社会へ〜

8月と言えば終戦記念日。
気が付くとそこに意識が向いている。

夏は不思議な季節である。
自然や生物が最も活発な命を感じる時期であるが、失われていった命への尊さを想う時期でもある。

戦争は無慈悲だ。
戦争を失くそうとするとすると、その手段は戦争になる。
悪を叩くと新しい悪が生まれてしまう。
それならば、いっそ「平和が儲かる」ようになればいいのではないだろうか。
「平和が儲かる」は戦争交渉人(世界各地の紛争について調停を行う)が言っていた言葉である。戦争はビジネスになってしまうから、もっと平和がビジネスになれば良い。
とてももっともな意見だと思う。

「平和がビジネスになる」という意味で考えると、やはり共感コミュニティ通貨eumoは良い存在だと思う。
eumoが介するビジネスは社会が良くなることを優先している。だからeumo経済圏が発達すれば自然に平和が広がっていくのだ。

企業は世界平和を作る存在でないと思われがちだが、ヨーロッパでは社会貢献型の会社への投信ファンドも増えている。日本ではまだ認知が広がっていないが、良い会社のみに投資する鎌倉投信などはその一例と言える。

パタゴニアは洋服屋にも関わらず、環境のために洋服を出来るだけ作らないというスタンスの会社で、リサイクルやリユースで作ることを大事にし続けている。
また、いくら安く作れる工場だとしても、その従業員がちゃんと生活できてるのか、子供たちが学校に行けているかとった考え方を優先していて、それが成り立たなければ作らないという。
こういう会社の存在がもっとスタンダードになって欲しい。

哲学者のマルクス・ガブリエルは「倫理資本主義」を提唱している。
会社に倫理グループを設けてボードメンバー(取締役)に一定の影響力を与えて、企業の風紀委員のような人を作るというやり方で、GooglやSalesforceなどでも導入しているという。
だから日本にも「社外倫理取締役(Cheif Ethics Officer)」のような役がいたりすると良いんじゃないだろうか。

他の会社に対して「効率化や生産性は高いですけど、それで従業員は食べられています?」というようなことを言ってくれる人。
そういう人が必要だと思ってくれる会社がもっと増えていけばいい。


「数字は強い」 〜捨てるな! 残せ!〜

eumoの活動で数字の見え方が変わったように思う。
eumoのマーケチームはSNSなどが広がっていく様子の数値化していて、「数字が見えると楽しい」という雰囲気がある。
数字が増えることで何が達成できたかということをわかって、「増えた数字に楽しみを持つ」となると数字の追い方はノルマではなくなってくるのだ。

この考え方を持ってすれば、テストの点数の捉え方も変わってくる。
「今回は80点だった」という結果については100点に20点足らなかったではなく、80点分の勉強が出来たという証左として考えれば良いのだ。
そして、次の60点だったとしても「20点下がった」というような捉え方ではなく、「2回で合計140点だ」といった形で考えれば良いのだ。
つまり、テスト点数の「累計」を行うべきなのだ。
結果、積もり積もって「小学校6年間で累計7万2000点!」とまでになったならゲームのハイスコアのようでテンションはもう爆上がりだ。
何であろうと数が何千、何万といくと圧倒的感が出る。
数が増えていくということはまさに自信につながっていくのだ。
要は「減らない」という概念が大事なのである。

過去に付箋で仕事をしていた際に、仕事の師匠から教えてもらった言葉に、
「終わったタスクの付箋は絶対捨てるな、それは宝物だから」というものがあった。
それをやり続けた結果、その仕事が終わった頃には付箋が2000枚くらいに達していた。
その付箋の束を見ていると、「これだけやってきたんだよなぁ」と不思議と自信が湧いてきたのだ。

育児だってそうだ。20年食事を作り続けたなら結果それは何万食にも至るわけだし、それが何かに残されていたりしたら、きっと掛け替えのないギフトの積み重ねの記録になる。自分も親にもそれをして貰っていたのだなと思うだけでも感慨深いものがある。

断捨離が叫ばれている昨今であるが、ひょっとすると積み上げを自信に変えていくメソッドとして、「捨てるな!残せ! No断捨離‼︎」という考え方として台頭してくるかもしれない。


数学✖️霊性✖️GIFT

弘さんが考案のスピリチュアルや日常のことを計算できる数式を紹介。
この領域を誤解のないもので説明するというありそうでなかった新ジャンル、いやこれは発明の一種かも。

意識関数I (受発信, 認識特性,領域,周波数,時間,”解像度”) = 情報
 ※認識特性:言語・エネルギー・イメージ・視聴・感覚
 ※解像度は省略可能


意識関数I (受信, 任意,グループ,中,今) = 場の空気


意識関数I (受信, 感覚,嫌な記憶,中,過去) = トラウマ


意識関数I (発信, エネルギー,任意の人,高,今) = 祈り


今回の名言ピックアップ

佐野さんが取り上げた名言集の中で秀逸と感じたものをピックアップ。

アルマーニ社長
「これからはオーセンティック(本物)の時代だ」
→コロナ禍の中で「本物が浮かび上がった」とも言えるのかもしれない。


落合陽一
「クソリプは全体の1%なのでそれに耳を傾ける必要なし」
→確かに。数字で言われると説得力あるな〜。


「夜回り先生」水谷修
「先祖が生きつないでいたから今がある。だからこそ生きつないでいかなければいけない。あなたの体はあなただけのものではないのだ」
→これは真摯に生きていたからこそ出てくる言葉だと思う。
 お盆のエネルギーを感じる中、個人(筆者)的にはこれが今日イチかも。

By 佐野弘 and  edit by かずま

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