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地方で生きてま@えひめ

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2010年に東京から愛媛に越してきて、すっかりゆるい暮しに慣れてきた筆者の、四国や愛媛での暮しや文化、風景、もろもろ思うことをしたためます。本館は http://giantech…
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#水生昆虫

2024年前半(〜7月)のビオトープの様子

今年に入っての活動について投稿できてなかったので、3年目に入ったビオトープの様子を、これまでの7月までの整備や調査の様子を投稿します。 除草+湿地内の島づくり今年は、春に部分的に除草をして開放水面を増やす工夫をしました。全体の割合からしたら大したことはありませんが、除草した草をビオトープ内に積み上げておくことで、湿地内に島ができるようになり、そこがカエルなどの逃げ場になっているようです。 今年のビオトープの変化3年目の今年は、これまでと比べて大きな変化がありました。 目

2023.08.06 ビオトープへのお客様来訪と新顔の発見

ざっくり概要初めて県外からのお客様を迎えた湿地ビオトープ。2年目の夏を迎え、水量も水草も豊富な環境で生き物観察をしました。そして待望の◯◯◯◯ゲンゴロウを発見!! 水昆LOVE小学生来たる 8月に入り、愛媛も暑い日が続いていますが、ビオトープに初の県外のお客様をお連れしました。なんと、埼玉からお越しの hinata さん親子です! hinataさんは、水生昆虫をはじめとした生き物が大好きで、お父様の実家である徳島に帰省してから、愛媛大学の昆虫展に参加するためにいらしたそう

2023.05のビオトープ整備もろもろ

しばらく更新できてませんが、アップできていなかった5月の活動を簡単にまとめました! ビオトープ深水エリア作成重機を入れての深水エリアをなんとかつくりました。ただ、田んぼの構造上最大水深は20〜30cm程度になりました。今後の水草や生き物の変化が楽しみです。 稲籾の播種ビオトープの整備が一段落したので(まだ積み上げた土砂の処理が残っていますが)、次は田んぼの作業に移りました。 まずは稲の苗を作るために、稲籾の播種を行いました。昨年同様、田んぼの上の湿地にバラ撒いて苗を作る

2022.11.03 ビオトープに専門家をご招待

今日は、Twitter上で知り合った、愛媛で活動されている れおのむしのおとさんと、Gooさんに来てもらって、ビオトープを見学してもらいました。 ビオトープへご案内お二人はそれぞれ昆虫(特にトンボ)と、植物(水草)の専門家であり、愛媛県レッドデータブック改訂委員会の委員もされています。そんな専門家の観点からビオトープの様子を色々見ていただきました。 私たちは「ビオトープ」と名目上呼んでいますが、今年の実態は休耕田だったセイタカアワダチソウが繁茂した場所を、春に草刈りをして

2022.09.23 ちょこっと稲刈り&生き物調査

9/23 の活動の一ヶ月以上遅れての投稿です。(もう11月…) ちょこっと稲刈り9/23に田んぼの稲刈りを行いました。 といっても、イノシシにだいぶやられてちょっとしか残ってなかったのですが。。。穂がついていたものを刈って、結わえて、稲架掛けまでしました。 本当に少しですが、最初の一年はイノシシにやられて散々でした(^^; イノシシの凄さは、↓の使っていない田んぼを見るとわかります。 まるでトラクターで耕したようになっていますが、これ全部イノシシトラクターです(笑)ほ

2022.09.04 生き物調査

だいぶ前になってしまいますが、ビオトープの生き物調査をしてきました。 ガムシの成虫が多く確認できました。 大型のおたまじゃくしも確認できました。ツチガエルかな? ギンヤンマのヤゴも数多くいました。種類はクロスジギンヤンマのようです。 ヒメゲンゴロウだと思っていたゲンゴロウは今見ると模様が少し違うかもしれません。マルガタに似ているけど。。。と思って調べたらウスイロシマゲンゴロウでした。 ビオトープは相変わらず凄い草だらけです。。。 来年はもう少し水面が見えるようにしないとなぁ。

2022.06.19 ビオトープの生き物たち

田植えの記事は別途に書きましたので、こちらでは生きものにフォーカスしてまとめておきます。 水が少ないビオトープ田んぼの上にある廃水田を使ったビオトープは、水が随分と減っていました。下の田んぼに山からの水を流しているため、水が減ってしまうようです。 耕作放棄していた間に生えていたセイタカアワダチソウを完全に除去していないため、だいぶ覆われてしまっています。水が少なく枯れる様子もありません。 自分たちで植えたマコモやクワイなどは成長の後は見られますが、思ったより生育している

2020.06.04 ビオトープの生き物調査(湿地編)

今日は午前中、次男とビオトープの生き物調査をしてきました。 下の田んぼには水が溜まっておらず、ビオトープの水もかなり少なかったですが、生物は色々確認することができました。 クロゲン繁殖確認なんといっても今回の発見は、クロゲンゴロウの幼虫を確認したことでした。前回の生き物調査でクロゲンゴロウの成体を確認していました。あれからちょうど1ヶ月、幼虫を2匹確認することができました。 成虫も何度もみかけたマツモムシも幼生が沢山泳いでいました。 トンボ・ヤゴ類トンボのヤゴ類も何種

2022.05.04 ビオトープの生き物調査で待望の水生昆虫〇〇を発見!

マコモビオトープの生物調査 4/30に耕作放棄水田を使ったビオトープにマコモとクワイを植えに行きました。 今回は近くにキャンプに来たので、4/30に参加できなかった次男を連れてビオトープの生き物調査に行ってきました。 先日はタモ網がなかったので、今回はタモ網を持参して行きましたが、現地に到着してびっくり。なんと、4/30と比べて水がかなり減っていました。4/30は前日が雨だったので満水だったのでしょうか?水漏れしているのかもしれないですが夏の渇水が心配です。 水のある