これまでの仕事(その2): ネット生保

これまでどんな仕事に関わってきたのかということについて、前回(投資銀行~ヘッジファンド)の続き。

ざっくりと

独立系ネット生保の開業前メンバー(たぶん30番目くらい)として入社
・総務部企画担当 兼 事業開発 マネージャ(部下なし)といういかにも何でも屋なポジションで、予実管理、取締役会・経営会議事務局、株主向け報告と株主アライアンス、監督当局・業界団体向け窓口、株主対応(IR/SR)などを担当
・上場後は経理・数理・財務(Asset Managementの方ね)も管掌

プロジェクト的な仕事

・途中から上場準備の責任者を兼務し、2012年3月に無事にマザーズに上場(目論見書)。
・前後して、韓国におけるJV設立大手再保険会社との資本業務提携も担当
・上場後、人気TVドラマ「半沢直樹」と奇しくも同じタイミングで金融庁のオンサイト検査が入り(開業後初)、その対応責任者に

あと、よく勘違いされるのであらかじめ言及しておくと…

「開業前に売上ゼロで132億円も調達したんですね!」
会社としてはYesなのですが、自分は開業2ヶ月前の入社だったので、それ以前の資本調達にはほとんど関与していません。ので、詳しく知りたい方はこちらの動画か、書籍をどうぞ。

開業前の資本調達は、ひとえに共同創業者のお二人の手腕によるものだと思うし、金融危機前夜、保険業免許もまだ、当然売上はゼロ…という圧倒的に不利な状況であの調達を実現し、74年ぶり戦後初の独立系生保を開業したのは(やや手前味噌ですが)結構すごいことだと思います。

もちろん、開業後の業績や上場後の株価などなど、個人的な反省点も多々ありますが、個人的に大好きな会社なので引き続き応援しています。

「ストックオプションもらってましたよね? 何かご馳走してくださいよ!」
おかげさまで無事にIPOしましたが、ストックオプションは1株も行使/売却せず(できず)、かつ退職時にベスト済の部分も含めて全部放棄したのでキャピタルゲインはゼロです。嗚呼。

さらに言うと、その前職のヘッジファンドも退職の3ヶ月前にIPOし、その際にそれなりの数のRSU(25%x4年)をもらっていたのですが、これも退職に伴って全部没収。

ということで、転職して最初にやったことは固定費を一気に下げるための引っ越し。それも結婚式の3ヶ月後。結婚詐欺と言われても文句は言えない意思決定を、「まぁ、勝手にすればいいんじゃない?」と暖かく(?)応援してくれた妻には一生頭が上がりません。

退職まで都合6年間働きましたが、もともとの専門だったコーポレートファイナンス、その延長線で予実管理、経営企画、財務、M&Aなどを担当したことに加えて、(当時は人事部が存在しなかったこともあって)採用や人材育成、組織開発、社内コミュニケーションにも深く関われたことが大きな財産になりました。

余談ですが、当時トライアスロンをやっていたので、軽い気持ちで社内に水泳部・自転車部・ランニング部を立ち上げてみたのですが、部員の中から超人レースや100kmマラソンの完走者が何人も出たのがなにげに一番嬉しい成果だったかもしれません。

もはや後半は経営管理とほとんど関係ない話ですが、まあいいか。続きは次回

このnoteによって皆さんの人生が少しでもHappyになればとても嬉しいです。