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”Walk on the Wilde Side” Archiveシリーズ#7 "Do They Know It's Halloween?"

米国在住中の2005年から10年近く”Walk on the Wild Side”というタイトルで書いていたBlogのArchiveシリーズ第7弾は”Do They Know It's Haloween”。最初の投稿は2005年10月6日。

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ハロウィンが近づいてくると、多くの家が家の前を飾り付け始める。こういった飾り付けは今住んでいるコネティカットよりもケンタッキーの方が派手だった。大体どこの街でも、少し車を飛ばすと、カボチャやデコレーションを販売する農場がある。そういう場所に行くのもハロウィンの楽しみの一つだ。そしてハロウィンが終わるともうすぐ冬である。

今日のThe New York Timesに、あの21年前の”Do They Know It's Christmas?"のパロディーソング”Do They Know It's Halloween?"が来週リリースされるとあった。パロディーながらUnicefへの慈善興業で、あのMalcom McLarenやSonic Youth、Beck、The Arcade Fireなどインディー系のアーティストが集う。

このシングルを作詞、製作したNicholas Diamondsは、オリジナルの”Do They Know It's Christmas?"を評して面白いことを言っている。
「あのタイトルの質問自体、何て馬鹿げた質問だろうか!」「あの曲でたくさんの金を集めることができたのは認めるが、あの詞には間違いを誘発するものや不適切なものが多い。”Africa isn't a land where 'nothing ever grows'(アフリカには何も育たない)”とか”no rain nor river flows(雨も降らず川も流れない)"とか。」「何しろ”Well tonight thank God it's them instead of you(今晩困っているのが自分では無くてアフリカの人々であることを感謝しよう)"なんて言って、それが救済になるの?」

一方Haloween版の歌詞は、北米ハロウイン阻止運動がハロウイン・イブの恐ろしさを知らない国(ラトビア、ラオス、チャド、ペルー)に救済を求めるという無茶苦茶なもの。このプロジェクトは参加メンバーにも混乱を招いたらしく、ラップシンガーのPeachesは、最初ブッシュ大統領がハロウインを禁止しようとしているのかと思ったらしい。

来週の発売ながら調べてみると、次のサイトでこの曲を聴くことができることがわかった。一度怖いもの聴きたさ(?)でどうぞ。
Vice Record

オリジナルの”Do They Know It’s Christmas Time?"は


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