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2020年はとにかく『変』な年

大晦日ということで今年を振り返ってみる

今年を一言で表わせと言われれば、僕は『変』と答える。

ニューノーマルとかニュースタンダードとか表現は色々とあるが、とにかく色んなことが新しく変わってしまった一年だった。

一年前の大晦日には、まさか2020年がこんな年になるなんて誰もが思っていなかっただろう。

目に見えないウィルスというものに対しての恐怖、ある意味どんな武器や兵器なんかよりも厄介で対応が困難な全世界共通の敵。

全世界の人類が同時発生的にそんな恐怖にさらされるなんて、まったく想像すらしていなかった。

世の中はガラッと変わってしまったのだ。

僕自身、これまで風邪すらほとんどひかないような人間だったので、マスクなんてほぼつけたことがなかったし苦手だった。

それが今では、うっかりマスクをしないで外に出ようものならば、慌てて取りに帰るぐらい当たり前になってしまったのだから不思議なものだ。

検温だって、健康診断のときとか年に1回ぐらいしかしなかったのに、外に出れば色んな場所で数え切れないぐらい検温された。

外出も思うようにはできなくなり、それこそ県をまたぐ移動は数えるほどしかしなかった。

仕事も4月以降は在宅勤務となり、オフイスへの出社は数回しかしなかったし、そもそも自分のデスクが無くなったから自分がどの拠点が本拠地なのかさえよくわからなくなってしまった。

通勤時間がなくなり、家にいる時間が増えたから、それなりに生活にも変化が生まれた。

こんな生活になるまであまりお世話になっていなかった動画配信サービスを観ている時間が圧倒的に増えた。

YouTube、ニコ生、アマゾンプライム、TVer、GyaO、その他ライブ動画を配信するサービスなどなど。

エンタメが不要不急のものと位置づけられたせいで、世の中に発信する場がすっかり変わってしまたし、時間があるから色んな作品を観る機会としてちょうどよかったのだ。

その分、テレビを観ている時間がめっきり少なくなったけどね。

今年制作された映像作品や音楽作品も、今の状況に合わせたもの、逆手に取ったものが生まれていて、これも去年までは考えられなかったことだ。

僕自身も世間一般も、みんな生活が変わった。

家にいる時間が増えたからということと関係していると思うが、今年はとにかく色んなものをネットで購入した。

出費は明らかに去年より多かったと思う。

在宅ワークのためにデスクとチェアを買ったし、家電も新しく買ったり買い替えたりもした。

電子レンジ、掃除機、除湿機、加湿器、ドライヤー、MacBook、iPhone …

その他ガジェットも色々と購入してきた。

もともとネットショッピング派だったが、今年は在宅で荷物が受け取りやすくなったということもあるから余計にお世話になったように思う。

家にいると色々と家の中のものが目について、より在宅生活を充実させたいという思いが強くなったのだろう。

家の中も変わった。

こんなにも劇的に何もかも変わってしまうようなことは、生まれてから初めての経験で、とにかく変な気分だ。

さすがに慣れてもきたけれど、慣れてしまってもいいものだろうか?という疑問や不安に襲われることも時にはある。

人間はこれまでも変化に対応しながら進化してきたのだから、そういう意味で言えば変化には慣れている生き物だと思うが、さすがにこんなに急激な変化には対応できない。

それでもこの状況がまた以前のような状態に急に戻るなんてことは無いのだろうから、今の状況に対応して慣れていくしかないんだろうなとは思う。

でも、予定していない急激な変化になんて、そうそう簡単に人間は対応はできないものなのだから、今の世の中の混乱ぶりは仕方がないことなんだろうね。

誰もが初めての経験をしている今、他人任せで文句を言うよりも自分で考えて今の状況に適切な行動をとることが、みんなに求められていることだと思っている。

みんなが他人のことを思いやり、自分勝手な考えで行動をしない世の中になれれば、もっと今の状況に合わせた幸せな生活ができるようになれるのでは?

もちろん、そう簡単なことではないだろうが…

2020年はある意味、僕たちに色々なことを考えさせてくれて、多くのことを気づかせてくれた変な年だったのではないだろうか。

みんなが等しく変わらなければならない。

2021年は新しい生活が当たり前の生活に変わる年になるのだろうか。。

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