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自己肯定感が低かった私が変われた一冊の本

ずっと気付けなかったことがある。私は不安型の恋愛依存症であることに。そして自己肯定感が低く、助けたい症候群のようなものも抱えていたことに。

自分に自信がなくて、人からの評価で価値を見出していた。

人を助けることで、誰かのためになる自分に価値があると思えていた。いわば偽善だったのかもしれない。助けを求められていなくても、助けたいと願い、自分から近づいていたのだから。

そして友達や恋人の中でいちばんの仲良しになりたいとか、辛い時に頼れる存在でありたいと思っていた。独占欲のようなものも抱いていたんだろうな。

そして「あなたしかいない」という言葉を受け取った時の快楽に依存していたのだと思う。これって全て自分のためだったなと恥ずかしくなる。こういうのを共依存と呼ぶのかな。

自分の心が寂しくて、自分に足りないものを他人に求めて、そして埋めてもらっていたんだ。

相手の都合もあるのに、友達から電話やメール、LINEをして欲しいだとか、好きって言って欲しいだとか、会いたいと思って欲しいだとか。

そして自分の思い通りにならないと寂しさが増してイライラして勝手に不安になっていく。してくれないことばかりに目が向いてしまう。というか、他人のことばかりに気を取られてしまっていた。

まったくもって、自分は自分のことを見てあげられていないなかったのだ。愛されたいという思いを人に求めてばかりでいたんだ。

自分はずっとここにいるのに。

そんな私が今いちばん愛読書にしている本がある。

もうタイトルから惹かれてしまった。そして一気読みしてしまった。笑

自己を肯定する生き方や人に依存しない考え方がつらつらと書かれていて今までの自分の考え方が180度変わった。

人間はすぐには変わることは出来ないと思うけれど、少しずつ少しずつ自分を愛せるようになりたい、生涯死ぬまで一緒である自分をいちばんに愛してあげたいと思うようになれた。

他人に向いていた矢印を一気に自分に向けた。髪型も服装も他人から「それ似合わない」などと言われようが、自分が自分を良いと思えば関係ないと思える意識を持つようになったと思う。

いつの間にか人を無意識に助けたがっていた自分はいなくなり、人が困っていても必要以上に手を出さなくなった。もちろん、助けを求められたら答えたいと思うし、気にかけてはいるのだけれど、遠くから見守っている感覚というか、応援している状態になれたのだ。

助けて欲しいときに強がって助けてと言えない人もいると思うと、心配してしまう気持ちもあるけれど、もしかしたら助けることで相手の力を奪うかもしれない。本人は自分の力でどうにかしたいと思っているかもしれない。そんな風に自分だけの気持ちで突っ走らず、相手の考えも汲み取るようになり、脱・助けたい症候群を実感。

今はそんな自分が好き。
私にとっては大きな第一歩。

これからは毎日自分がご機嫌で過ごせるため、自分が好きなことを一日5個続けていく計画を立てている。そして毎日新しいことを1つ取り入れていく時間も作りたい。

人のことももちろん大切にしたいと思っているけれど、まずは自分が自分を愛してご機嫌でいることが何より大切だと思う。

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