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Fake Tales of San Francisco/サンフランシスコの道路線

とつぜんですが、上(↑)の画像に描かれているのが何かわかりますか!?
地図に詳しかったり、その場所に行ってみたことがある人はわかるかもしれません。

正解はサンフランシスコの道路線です(正解が早い!!笑)
そうです、サンフランシスコの地図です。
サンフランシスコの地図の中にある「道路線」を抜き出したものになります(僕は、これがサンフランシスコの地図だってことは、ある時まで覚えられませんでした)

僕は今「Mable」という地図データを扱う有志チームに所属しています。
(Mable:こんな(↑)道路線を使って活動しているチーム)
ということで今回はnoteをはじめるにあたって、僕がやっている「Mable」の紹介をしようと思います。よろしくお願いします。

目次

Mableとは
・Mableのやっていること ー道路線の再発見とその展開ー
・「サンフランシスコの道路線」と「ゴジラ」
・地図の、これまでとは別のおもしろさを探す

Mableとは

Mable とは Map と Table を組み合わせた造語です。
OpenStreetMap の道路線データを使い、レーザカッターで刻印したプロダクトをつくることから始まったプロジェクトチームです。 
地図データを楽しく、かっこよく表現していく方法を考え、Web サービスやプロダクト製作、ワークショップ運営などで実践しています。

Mableのやっていること ー道路線の再発見とその展開ー


Mableは地図データを扱う際に
①地図あるいは道路線の図柄的魅力
②レーザーカッターなどのfabテクノロジーを使ったものづくり
に着目して活動をしています。
活動しはじめてからは2年ほど。地図(道路線)とものづくりの可能性を今まさに探っている途中でもあります。

「サンフランシスコの道路線」と「ゴジラ」

では、「道路線の図柄的魅力/おもしろさってなんだろう」
なんか道路線っていいなと思いコースターとか作ってみたり。

そもそも地図そのものが模様としておもしろく、
さらにその模様がどこか現実に存在する情報(いわゆる都市の情報。建物とか道路とか。)を要していることにワクワクしたりもしています。

しかし、ワークショップやものづくりをしている中であることに気づきました。
ここで冒頭のタイトル画像に戻ります。
サンフランシスコの道路線です。

これ、「ゴジラ」に見えません? そう。左に向いてるゴジラです。
ちょっとしゃくれてますね。

えぇ。
だからなんだって話なんですけど。
「言われてみれば、そう見える。」これってけっこう大事なことだと思うのです。

僕はある時からサンフランシスコの地図はゴジラにしか見えなくなってしまったのです!
そして、その日からこの道路線(及び地図)を見たら一瞬でサンフランシスコってわかるようになりました。笑
さらにおもしろいのが、本来関係ないはずのサンフランシスコとゴジラが道路線を介して(僕のなんとなくそう見えたことによって)結びついた気がしたんです!!「サンフランシスコ×ゴジラ」Tシャツとか作ってみたい♪
またゴジラっぽく見えたことによって、サンフランシスコそのものへの見方もちょっと変わってしまいました(それだけでサンフランシスコが少し好きになりました)

地図の、これまでとは別のおもしろさを探す

と、これは一つの例なんですが。
僕らは地図の中でも、道路線に着目し模様としての魅力を引き出す試みを行なっています。

現代はほとんど全ての人がスマホを開いて地図を見ていると思います。
そうでなくとも、これまでは地図を「開いて」目的地を探していました。

もし、そんな案内図のような役割から地図が解き放たれたら。
人は地図とどのような触れ合い方ができるのだろうか?
もし、そのような地図がプロダクトに乗り移ったら。
何が起こるのだろうか?

模様として面白かったり、言われてみれば何かに見えたりする地図。
テーブルなどの身の回りのものにそんな地図が「ある」ことによって日常がちょっと楽しくなるのかもしれない。
毎日のコミュニケーションがちょっと変わるんじゃないか。

そんなことを考えながら(今のところは)活動しています。
今後は、今進めている古材を使った地図プロダクトの製作報告をこちらのnoteで更新していこうと思いましので、よろしくお願いします。





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