握力トレーニング初心者ほどベストな方法はグリッパーであるということ

第2弾です。こんにちは

第1弾目ではCOC No1でトレーニングすることで握力の平均値を上回ることができることについて書きましたので、今回はその詳細に触れ、なぜ初心者ほどグリッパーが向いているのかについて書いていきます。

まず握力計で測定される握力の数値については、マラソンのような長い時間走り続けたり、サッカーやバスケットボールのように短く走りつつ時に爆発的に動く、ものとは違うことは明らかですよね。
瞬発的に短時間、1回だけ力を発揮する。パワーリフティングに近いトレーニングが必要です。

この一気に力を発揮する筋肉の瞬発力をトレーニングをしようとした時、筋力トレーニングで例えると、1rm〜5rmの負荷でトレーニングするということが必要で

つまり筋肉に爆発的に力を発揮するよう伝達するための、神経系トレーニングが鍵となります。

なので手をグーパーしたり、お風呂で手をパタパタさせても瞬発的に強く握る力は育ちません。

ですが残念なことに、握力トレーニングについて検索をすると、いまだにこのようなトレーニングを勧めるページが多く散見されます。
本当に残念ですね。

またダンベルを使用したリストカールも、グレーゾーンながらあまり"効果的"とは言えません。
その理由としては、1〜5rmの重さでリストカールした場合、重すぎて手首を痛めてしまう可能性が高いからです。怪我をしてトレーニングが続けられなくなれば当然強くなるわけもありません。加えて手首を曲げる力と手を握る力は同じ筋肉を使っているようでも力の発揮の仕方が違います。
ベンチプレスが強ければダンベルフライも強いか、ラットプルダウンが強ければ懸垂が強いか、デッドリフトが強ければクリーンやスナッチが強くなるのか、そうであってそうじゃないのは経験者ならわかりますでしょうか。
相関していても遠回りですよね。。。。
やはり懸垂が強くなりたければ懸垂するのが一番で、懸垂をする上でトレーニングを工夫するのが一番伸びる。そういうものですよね。

握力も強くしたければとくにかく握る。強く握る。この一択であるわけです。

要点はいわゆる握力を鍛えるならパワーリフティングのように瞬発力を養う方法がより適切ということです。

では次回




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