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思いやりが最強のチームをつくる

先日、ある方からこのような質問を受けました。

「どのような社内文化を持つ会社を作りたいですか?」

私は、家族のような社内文化を持つ会社を作りたいと思っています。

これは、仲良しこよしの社内文化ではありません。
確かにコミュニケーションが活発で、優しい気持ちで仲間を思いやることはとても大切なことですが、それだけは、馴れ合いの組織を作ってしまいます。

目指すゴールがあり、そのゴールを社員一丸となって達成するために守るべきルールがあり、そして、仲間を思いやるコミュニケーションがある。
これが大事です。

このことを土台にしたうえで、家族のような社内文化を持つ会社をつくります。

家族のかたちは、人それぞれ捉え方があると思います。
ここでは、私が考える家族のかたちをもとに、私がつくりたい社内文化をお話しします。

家族は何も言わなくても相手の状態を察知し、
助け合うことができる関係であると私は思います。
つまり、心配りが自然とできる関係です。

社内で言えば、同僚が仕事で困っていることがあれば、さっと手助けする。
細かい指示がなくても、自分の役目と役割を理解し、積極的に行動する。
ルールではなく、お互いを思いやり、配慮し、協力し合う。

とてもシンプルですが、このことが最強のチームを作る上で重要なことなのです。

大モンゴル帝国の初代皇帝、チンギス・ハン。
彼は戦いの天才と呼ばれていました。

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チンギス・ハンの言葉にこのようなものがあります。

厳しい戦況の中では、戦友愛が生まれる。
楽な戦況の中では、いじめが生まれる。


目指すもの、達成したいゴールがレベルの高いものであれば、乗り越えるべきものが沢山あらわれます。それは、決して楽な取り組みではないでしょう。
だからこそ、お互いを思いやり、配慮し、協力し合うことが大事なのです。

革新的なビジネスを推進し、お客様・社員・会社が共に豊かになるためにも、家族のような思いやりを持った最強のチームをつくります。

そのために重要なものは、やはり「人材」です。

人材については、次回お話しします。


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