見出し画像

イノベーションの本当の姿

ぼくが商人としていつも心がけているのは

イノベーション。

イノベーションって、ゼロから1を生み出すことと思われがちだけど、違うと思う。

むしろ、本当の姿は

「今の延長線上にある障害物を消す、または小さくする」エネルギーだ。

知人の老舗ジャズライブハウスPINOS PLACE支援クラウドファンディング

この話を聞いたとき、既にプロジェクトは始まっていて、目標金額100万円に対し67万ほどで、これは遠いなあと思った。

ここで何かイノベーションができないかな。

何が障害になっているか考えた。

たいていの人が思うことだ。それは;

「もちろん、出来る範囲で支援したい。でも・・・」

この「でも・・・」の後が、素直な障害だ。

1.  行ったことないから店を知らない

2. かといって、「それじゃ、行ってみるか」というほど気楽に行けるところじゃない。沖縄だ、遠い。

この2つを消す、または小さくする。

そこで、「ギフト」を着想した。

自分は横浜にいるから行けないけど、那覇に住んでるヤマダくんがいる。まだピノスには行ったことないみたいだ。

「だったらぼくが費用出すから、ヤマダくん、行ってみてよ。感想聞かせて。良かったら次の機会、案内してね」

画像1

こんなJOYWOW発行のギフトチケットを作ってみた。

これを友だちにLINEする。

友だちはピノスに行ってスマホでこの電子チケットを見せる。

5000円の範囲で飲食できる。超えたらその分は支払ってねと。

チケット10枚だと5万円だから、事前にピノスへ振り込んでおく。

ただ、クラウドファンディングは既に始まっているし、CAMPFIREサイドの意向もある。もちろん、お店のオペレーションがこれに沿うかどうかもある。

結論として、

【JOYWOW様限定ゴールドチケット】

リターン品内容:
1. 御来店時のご飲食サービス & ミュージックチャージ込
2. 企業紹介動画 "JOYWOW" ネーム掲載
3. 演奏動画リンク3種

というのが出来た(笑)

早速購入して支援させてもらった。

スクリーンショット 2020-10-25 7.43.36

今週、JOYWOWの仲間がピノスに行くので(ぼくは先約あって行けないトホホホホホ)、彼らの分をこのリターン使ってまるごと負担してあげられる。

このイノベーションのミソは

「ギフト」

だ。

那覇という、遠い場所にあるお店を支援するためにはギフトのリターンがあると支援しやすい。

これって、他のクラウドファンディングでも使えそうだよね?

遠隔にある店や会社を支援するとき。

ということで、毎日、瞬間瞬間、イノベーションのための種は転がってるし、決してゼロを1にすることではなく、

「今の延長線上にある障害物を消す、または小さくする」エネルギー

だというお話でした。ちゃんちゃん!

*皆さんのご愛読のおかげで、たぶん今日のうちに全体ビューが10,000超えそうです(パチパチパチパチ!)

ありがとうございます。引き続きご愛読よろしくお願いします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?