お二人様6万円でございます。一台5,000万税別でございます
起業やらフリーランスやらビジネスやるのに
「わたし、お金まわりは苦手で・・・」
と言う人がいる。
ドリブル苦手だけどサッカーのプロになりたい
フライ打てないけどメジャーリーグの選手になる
というのと同じで、それ、おかしいです(笑)
日本経済は、どんどん縮んでる。
円の価値は下がっていく。
1995年、円がドルに対して80円(実質的には75円まで行った記憶がある)だった。当時100万円貯金したとして、2024年までにもらえる金利は6万円、106万円になる(Google AI Geminiさんの計算)。
額面は106万だが、対ドルは半分の53万だ。
だとすれば、100万貯金するのをやめて、旅行に行くなりで自分に投資したほうがリターンは大きい。
NFT(Non-Fungible Token、非代替性トークン)を新たな資金調達源としてできないか検討しているが、ぼくの周囲には詳しい人がおらず、ちょっと足踏みしてる。シングルマザーの新たな収入源にもなると思うので、これ、やります。コミュニティが必須条件なので、JW-UPがそうなればいいな。
自分に投資・・・人さまざまある。
何やってもいい。
一つだけ。
「外の世界」に触れるため。
「見たことのない世界」を見るため。
経営者は社員さんが「自分への投資」をしているか見定めましょう。
ぼくはMAIDOとか、自分主催の勉強会で必ずみんなに言うようにしてる(忘れることもある(笑))。
日本経済はどんどんシュリンク(縮小)していってるけれど、成熟もしている。
こんな話がある。
おととい、宿泊しているホテルに、寿司屋がオープンしたという。市内の別の場所でやっていたのが、引っ越し。
勉強になるから、予約しようとして、ホテルコンシェルジュサービスへ内線した。
内線ではダメで、自分で直接電話してくれ、という。
電話番号を教えてもらい、かけたが出ない。
またかけた。出ない。
かけた。34回呼び出したあと、ようやく出た。
愛想いい女性スタッフの声だ。
ところが、予約できなかった。
7月末まで満席。
「じゃあ、8月の予約を」
「8月のご予約は、6月3日18時以降から受け付けております」
人気アイドルのライブか。
この寿司屋、一人25,000円から。酒飲めば、3万いく。
二人で6万。
1995年から2024年まで100万円普通預金した金利が一晩で吹っ飛ぶ。
それがこの人気だ。
でも、みんな、「寿司食べに行く」スペック購買ではない。
寿司屋なら周囲に山ほどある。もっと手頃な店もあるだろう。
予約しやすい店もある。
なのになぜ苦労してまで予約し、高額なお金を落とすか。
これ、高級腕時計を着用する目的が時間を確認するためにあるのではないのと同じ。
羽根になるランボルギーニ。これに5,000万払う人の購買動機はスペック(実用性)ではない。
デパートのロレックス売り場はいつ行っても並んでる。キャベツ買うんじゃないのに、並んでる。
ルイ・ヴィトンにも整理券発行されるくらいの人があふれてる。
みんな、スペックを買いたいんじゃない。
「自分」を買ってる。
ランボルギーニをこうして自宅ガレージ(透明ガラスでリビングから眺められる)に置けるオレ、すごい。ウィスキーなめながら愛でる自分、がんばったなあ。ハートマーク。
こういう、「なんでやねん!」とツッコミ入れたくなる購買動機で動く社会でビジネスをし、お金を稼ぐためには、「外」を知らなければならない。
社内の人間関係のごちゃごちゃをマネジメントするのが仕事、になりがちだが、そうじゃない。
昨日の繰り返しになりますが、
外へ、出ましょう。
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