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五感・メッセージ・同時性

現代人は過去に生きている。

なぜなら、スマホにせよSNSにせよすべて過去だから。

本も過去だし、いまあなたが読んでくれているこのnoteも「読んでくれているあなたの今」より過去にぼくは書いている。

新聞記事=過去に誰かが書いたもの

You Tube=過去に誰かが編集し、UPしたもの

インスタ、X、Facebook=過去に誰かが投稿したもの

特にFacebookはジジババが多いから、やれ同窓会とかやれ元の会社の同期と宴会したのゴルフしたの提灯のと大いなる過去過去過去過去欧陽菲菲(毒)。唯一「いまここ」は孫ができた孫が可愛いってんだから今日の趣旨とは違う。

スマホで同時性(いま、ここ)あるのは電話だけだ。LINEですら、秒の時差がある。

これに対し、人間が生物として生まれながらに持っている五感はすべて同時だ。

味わう
嗅ぐ
聞く
触る
見る

「スマホ見ながらめしを食う」は、現在より過去を優先させる行為
といえる。

電車に乗っている。「電車に乗って揺られる」はいまここの瞬間なのだが、スマホでマンガ読んでたら過去に生きているのと同じ。ワイヤレスイヤホンで音楽聴いていてもストリーミングで同時性あるにせよ、演奏されたのは過去だから過去に舞い戻っていることになる。

ところがぼくたちはメッセージに囲まれている。
五感はメッセージを受信するためにある。

ユーミンがこの曲で歌ったように、目に映るすべてのことはメッセージ。

ぼくたちはメッセージに囲まれている。

福田美蘭さんとの出会いで、ぼくはクリエイターとしての寿命が延びたと感謝している。でもそれも、タクシーの前のポケットに入っている美術館チラシが目にとまり、手に取ったのがきっかけだ。

クリエイター寿命延長恩人チラシ

つまり、誰か知らないが「オマエ、これ、行け」と、チラシをタクシーに乗っけてくれたのである。

ここでぼくがそのメッセージに気づかず、受け取らなかったら何が起きるか。

メッセージ発信してくれたサムシング・グレートには何の損もない。
ぼくのクリエイター寿命が延びず、クリエイションの数が減り、現役としての年数が減るだけだ。

メッセージは夢というカタチでもやってくる。

実は昨日、プレゼン大会だったのだが、夢で見ていた。スライドの中身全部。自分のプレゼンではない。発表者のスライド。

ウソ? ホントです。

では今朝の夢は何だったかというと、奥さんと映画行ってる。彼女が行きたがっているのだが、ぼくが時間取れないため、実現していない映画だ。
14時開始で、チケットも取ってる。現地集合としていて、着いたらギリギリ14時だ。でもまあ、本編はすぐには始まらない。予告だの何だのがある。
奥さんはメールで座席番号知ってるから、席につこうとしていた。ようやく追いついた。という夢。

きっとこれと同じシーンが、数日後起こる。
こんなこと(夢の予言)はこれまで何回もある。

生物としての人間は「いまここ」に生きるようデザインされている。だから五感がある。

スマホやSNSはそれを阻む。弱める。

せっかくのメッセージを受け取れない。

今朝、起きぬけにストレッチやスクワットやってたときに「降りてきた言葉」あわてて書き留めた。

いまここ

に生きよう。

メッセージは味方だから、味方を使わない手はないよね。

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