太郎と義政
岡本太郎展。愛知県美術館。
大阪万博、リアルタイムで太陽の塔見たし、展覧会にはたびたび行ってる。
4年前、太陽の塔の中見学した。
感激して、メイキングビデオ買った。
著作、愛読してる。
それでも、岡本太郎は遠い。
距離が縮まらない。
ずっと
ノン
と言われてる気がする。
現在、僕は足利義政以来の日本文化の美意識
簡素・簡潔
を研究しているから、デコラティブな、生命力溢れる彼の作品には馴染めないのかもしれない。
タクシー車内にあるモニター広告は、
デコラティブと
簡素
のどちらかだ。
前者代表は
たいてい踊る。
Lの字を示したりして。
後者は、センスや意識高い系、登場人物もマドモアゼルと自称したりしてる(毒)。
日本人の中には、
太郎的なものと、
義政的なものが同居しているのかもしれない。
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