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願いのかなえかた

子どもたち向けに話すことになった。親友ムービー主催の動画をつくりエイター部こどもバージョン。10人弱、小学校3年生から中学生まで。シンガポールや台湾からも参加(オンライン)。あれこれテーマを考えた結果、「願いのかなえかた」にした。

準備してると、身近にサクセス・ブレーンそのもので願いを叶えちゃった人がいることに気づいた。

ネコリパブリックの河瀬麻花首相(あさか)だ。

彼女が小学校の時書いた作文で、もうネコリパの原型を願ってる。

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小学校のタイムカプセルを34年ぶりに出してみたら、出てきたのがこれ。

「コアラと ねこと犬とラッコをかっていたいです。それで、あーちゃん王国を作って、王さまになっていたいです」なってるやん(笑) 叶ってるやん。

そして中学校の文集に書いたのがこれ。

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叶ってるやん! すごいことですよ、これは。

星に願いを。でも、星に願ってもダメで、では何に願うかというと、自分。もっと正確には自分の脳。だからWhen you wish upon your brain.

自分に願いを。

どんな願い? 好きなこと。好きで好きで仕方ないこと。

ぼくは起業した時、尊敬するトム・ピーターズのオフィス写真、こんな会社にしたい、と願った。コンサルタントといえばスーツ、だったのが、Tシャツにキャップ。スタッフ全員もラフな服装。おもちゃも持ってる。実現した。

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好きなことではなくて、「社会にとって必要なこと」とか、「いま、不足していること」「手が十分に回ってないこと」を願う、というのもある。

ビジネスチャンスを発見するのに、「不(不満・不便・不安)の解消」というのも、以前ぼくはよく言ったり書いたりしてた。でもね。「不」を解消したところで、水面に戻るだけなんだよね。マイナスがゼロになるだけで、プラスにはならない。

ゼロが悪いわけじゃないよ。掛け算したら全部ひっくるめてゼロにしちゃうパワーを持っていながら、足し算では自分を無にして、控えめになる。とても繊細な、いいやつゼロは。でもね。それより、喜びを増やすことを考えたほうが楽しいし、続くと思う。誰の喜び? まずは自分自身でしょう。

ついでに言うと、「苦手科目の克服」って、よく夏休みの課題になったりするけど、あれ、ムダだから、やめたほうがいい。克服できたという話、聞かないもん。古今東西、地球どこを探しても。苦手なものって、やらなくていいよ、ということなんだから。

ぼくは工作苦手だった。いま、工作しなくても仕事できるし、生活に支障ない。体育苦手だった。でも誰かを追っかけたり、追いかけられたり、逆上がりしたりしなくても問題ない毎日を送ってる。

苦手科目克服なんて、なんか、しんどいんだよね。それやる時間あったら、得意科目をもっと伸ばすとか、遊ぶとか、昼寝するとかしたほうがいい。高校野球始まったけど、野球が好きですきで仕方ない人たちが甲子園に行くまでの力をつけたわけで、「野球苦手だったんです」なんて人は、いない。

あと、苦手なことは才能。それを苦手とできる才能。生まれつきどこか病気持って生まれました、というのも才能。選ばれし人で、才能を授けられたと思えばいい。

ということで、好きですきで仕方ないことを自分の脳に願う。イメージをふくらませる。行動する。これで願いはかなってしまいます。かんたんです。

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