黒い過去@極み

こんにちは。 過去の仕事(就職)を振り返りたくなりました。 もう10年も前。振り返れば…

黒い過去@極み

こんにちは。 過去の仕事(就職)を振り返りたくなりました。 もう10年も前。振り返れば今では経験出来ない、経験してはいけない事が 沢山ありすぎて、ここに辿り着きました。 ただの仕事のこと、、今は良くも悪くも優しくなりましたね。

最近の記事

こんにちは、黒い過去です。

明細を見た私は正直良く分かっていなかった。 保険も家賃も入院にかかった費用でさえも 何も知らなかった。 それだけ世間知らずであったということだ。 この時の私は、この「96,000円」という金額に対して 少ないとは感じたものの、それ以降完全に気にしていなかった。 今となっては考えられない話ではある。。。 (名目上)1か月が経ち、キッチンとホールの研修を入れ替える 時期になった。私はホールに転向だ。 ホールはアルバイトの時に経験があるので、、 あったはずなのだが全く通用しなか

    • こんばんは、黒い過去です。

      母が帰った後、私は途方に暮れていた。 明日からまた「地獄」が始まる。 時計の針は容赦なく次の日に向けて進み続けていた。 休みの最終日は、いつもの「日暮里食堂」へ行くくらいで、 それ以外は、もう何もしたいとも思わなかった。 「このまま時間が止まればいいのに」 ずっとそんな叶いもしない願いばかりを愚痴っていた。 そう、この頃の私には「覚悟」がなかったのだ。 この頃、店内の有線で流れていた AIの「Story」をよく聴いていた。 店で1日に何度もこの曲を耳にしていたので 私の

      • こんばんは、黒い過去です。

        店長との話を終えた後、 ちょうど朝礼を始める皆に頭だけ下げて、 私は一言も発する事も出来ず背を向けた。。 何も言葉が出てこなかった、、 精神的な部分で疑似開放された私は、 今の状況を親に連絡する事にした。 本当は、そのまま九州へ帰ろうかと思ったが、 ここで帰ったら私は何をしに東京へ来たのか、 あとは今リタイアした所で知り合いに合わせる顔がなかった。 親は、「辛かったら帰ってきなさい。」 上京前からそんな言葉をずっとかけてくれていた。 その言葉の重みを今知る事となった。

        • こんばんは、黒い過去です。

          激動の初日を終えて気付いたら12時間も寝ていた、、、 いや、完全に落ちていた。 目を開けると、もう日が射している時間。 そう、仕事をして帰って寝て起きて仕事して・・・ そんな生活がこれから始まるんだ。 それが社会人なんだ、この会社が初めての就職なので、 この生活がこれからの自分の基準になる。 「今日からキッチンかぁ、はぁ・・・」 ある程度経験をしたホールならまだしも、 少しかじっただけ、それに苦手としている所なので、 嫌な予感しかしなかった。 昨日歩いた道を、今日は一人

        こんにちは、黒い過去です。

          こんばんは、黒い過去です。

          店舗勤務初日の朝・・・。 少し気が重い朝だった。 「今日から始まるかぁ」 今日は、同期4人と同じ時間帯での勤務。 仕事は15時から。。 「14時30分にロビー集合ね」 一人からメールが届いた。 14時30分。全員が集合。 「よし、行こうか!」 全員でなぜか気合を入れあった。 他の3人は分からないが、少なからず私は とてつもなく緊張していた。 店舗につくと店長が待っていた。 「おはようございます!」 開口一番大きな声が店内に響き渡る。 私たちもそれに負けじと大きな声

          こんばんは、黒い過去です。

          こんばんは、黒い過去です。

          店舗への挨拶が終わり、 ウィークリーマンション近くに「日暮里食堂」という 飲食店があり、そこで4人でご飯を食べた。 「休み明けからは頑張らないと。。」 社会人になったという希望感とは180度違う【嫌な緊張感】 に包まれていたのを覚えている。 この4人はしばらくの間は「運命共同体」。 みんなで協力していこう、そうこの場で話し合った。 社会人最初の休み。 私は、東京に着たらどうしても行きたかった渋谷に行った。 スクランブル交差点を初めて見た時、高揚感に包まれた。 「これ、テ

          こんばんは、黒い過去です。

          こんばんは、黒い過去です。

          入社式当日、、、 今となっては一生着ることの無いであろうリクルートスーツを身にまとい、 「帝国ホテル」へと歩いて向かった。 東京の地図の見方も分からず、土地勘も全くなかったので、 前を歩いている「同じ目的のような人」の後をつけて行ったような記憶が今でもある。 ホテル近くまで行くと、同じようなスーツをきた人が これでもかというくらい歩いていた。 まさに【大企業】を象徴する風景であった。 私の時代のこの会社は、それはまさに「成長期」としか 言いようがないくらいの勢いがあり、

          こんばんは、黒い過去です。

          こんばんは、黒い過去です。

          前回、簡単ですが自己紹介をさせて頂きました。 見て頂いた方、ありがとうございます。 これより、過去の自分を振り返っていきたいと思います。 時は10数年前に戻ります。 某飲食会社に就職した私は、両親と別れ当時お付き合いをしていた 彼女と共に新幹線のホームに向かいました。 これから、俗に言う「遠距離恋愛」の形となる事を 私は受け入れられない状態のまま東京へ向かう当日となった。 「いつか結婚しよう」、、、 そんな根拠のない言葉をお互いが残して離れ離れに、、、 新幹線に乗る瞬

          こんばんは、黒い過去です。

          初めまして、黒い過去です。

          これからの内容は、専門学校を卒業して就職で福岡の地方から東京へ上京し、今となってはそう思ういますが、 とてつもない経験をした実体験となります。 本当に細かな部分は記載しませんが、今だからこそこうして書き綴る事ができます。 20歳で飲食店へ就職。 就職してからわずか1か月で入院。。 その後1年で計3回の入院。。。 20時間労働を7日連続で最後には自分で救急車を呼ぶ始末。 これはほんの一部の出来事です。 今となっては笑い話に出来るくらいになりましたが、 自分の中に留めておく

          初めまして、黒い過去です。