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言語差と男女格差
今回は、学生時代研究したものを、noteとしてまとめました。
格差や、平等に対して、言語という概念的な視点から考えた研究になります。
僕自身も、改めて、言葉の重要性に気づきました。
近年、「男女格差」「男女平等」と言う言葉をよく耳にします。
法律的には、男女雇用機会均等法などにはじまる様々な政策により、あからさまな差別などが露見される制度や機会は減少しているはずです。
にも関わらず、根本的な解決にはなっていません。
なぜでしょう?
数字的な部分をどんなにいじって調整しても、キリがない。
もっと根源的、概念的部分に問題点があるのではないか?
そこで、本稿では、「言語」という概念を司る部分に注目し、「男女における言語差」が、実社会における「男女格差」に、どのような影響を与えるのか。
また、どのような関係性であるのかを見ていきます。
男女格差の現状
世界経済フォーラム(WEF)2018年のレポートによると、世界の男女間の経済格差が解消されるのに200 年以上かかり、政治、健康、教育といった全般的な格差が解消されるまでにはあと108年かかるという。
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