見出し画像

ニュースはどこへ行く?〜コロナを通して気付くべきこと〜

新型コロナウイルス。

今も猛威をふるい、感染の拡大が続いている。

TVでもネットニュースでも常にコロナの話題が
何度も何度も毎日毎日報じられている。

過去にも記事にした東日本大震災や台風19号、それ以外にも熊本地震や広島豪雨。自然災害だけでなく、沖縄の基地問題なんかもそうか。
これらのニュースはどこへ行ってしまったのか。

なぜ今は報じられてないのか。
これらが報じられるのはそれが起こった1か月程だけだ。もっと短い出来事もある。

だが、コロナは昨年の2月から毎日毎日報じられている。

それは国民全員が「痛み」を感じており、関心を持っているからだろう。

しかし、それ以外の上に挙げた様なニュースは「痛み」を感じるのは被災者など現地の人々だけだし、他の地域のほとんどの人は関心すらないだろう。


関心がないからTVから消える。
まるで一発屋の芸人のようだ。
トレンディーな時はウケるし、テレビに引っ張りだこだがそれが過ぎれば一切見なくなる。
TVは災害や問題が起こった時は悲しい出来事を悲しいまま伝えてくれるが、国民が悲しいね、怖いね、で終わってしまい、関心がなくなる。そうなるとそのニュースは消える。


ある日突然コロナについて報じられなくなったら皆さんはどう思うだろう。








これから大丈夫なのかと不安に駆られるだろうか。

それだ。その気持ちだ。
現地の方が感じている気持ち。

ある日突然報じられなくなると、復興したかのように、問題は無くなったかのように、なる。

「痛み」を知らない人間は利益を追求する。
テレビ局や記者にとって利益は関心だ。
関心がなくなれば見られなくなる。
それではいけないから報じなくなる。
安全な、鬼滅の刃などの話題に逃げてしまう。


それに比べてコロナはいい機会だ。
もちろんコロナを肯定しているわけではなく、一刻も早く終息して欲しい。

ただコロナのおかげで国民は「痛み」を共感できている。東日本大震災や沖縄の基地問題では不可能だった事が可能になっている。
コロナを通して気付こう。
現地の人々の気持ち。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?