Ibuki Kaji

筋トレをこよなく愛するエンジニア。 本を読むのが好きで、技術書も非技術書も色々読みます…

Ibuki Kaji

筋トレをこよなく愛するエンジニア。 本を読むのが好きで、技術書も非技術書も色々読みます。 思考の掃き溜めとしていろんなことを書きます。 意識高い系ではないです。

最近の記事

課題解決

何事においても、「課題に対して解決策を考える」という流れは普遍的である。 自分が解決策を提案する側・される側、両方において最近意識していることは、課題の背景をきちんと共有するというものである。その方が、結果的により本質的な課題解決に繋がりやすいからである。 提案者がもし、要約した課題のみを話し、そこに対する解決策を提示したとする。すると、被提案者は聞いた「課題(の要約)」と「解決策」の結びつきでのみ判断することになる。加えて、聞いた課題から背景に対して想像を膨らませた上で

    • 有限な時間の使い方

      人間には有限性がある。寿命はある程度決まっているし、物理的に人間が達成し得ないことも多くある。 それにも関わらず人間は万能感を得たがる。世間に数多と存在するタイムマネジメント法がその一つである。あまりにも多すぎる量のタスクを様々な方法を駆使することによって定められた時間内に終わらせようとする。これによって自分は仕事ができる、良い一日を送ることができたと感じられる。 しかし、この満足感は刹那的なものである。仮にそのタイムマネジメント法によってタスクを早く終わらせたとして、空

      • 習慣は力なり

        「よく継続は力なり」と言うが、個人的には「習慣は力なり」の方がしっくりくる。 習慣こそが凡人を成功に導いてくれるたった一つの道だと考えている。 自分は何事においても不器用だ。スポーツでも勉強でも、初めは基本的に下手くそだった。それでも習慣化と学習の最大化によってなんとか巻き返してきた自信がある。習慣こそが自分を作り上げてくれたものの一つである。 習慣化することで、「良い」ことを着実に積み重ねていける。さらに、やるかやらないかを悩まないことで脳のリソースを節約し、クリエイ

        • Quality over Quantity

          「若手のうちは無理ができるからたくさん働いてたくさん成果を出した方がいい」 こんな言説をたまに聞く。個人的にこれは最善の道では無いと思っている。 まず、量で成果を生み出そうという思考について。人間は生物なので、量が増えるにつれて、質が落ちておくことは必然である。変化に対して反応が鈍くなっていく=慣れていくのは生物である以上避けられない。経済の効用逓減の法則もその一つであろう。有限のリソースしか持っていないにも関わらず、質を低下させてまで量を生み出していくのは果たして効率的

          アジャイルに進む

          アジャイルは開発手法の一つだが、小さなステップごとに成功/失敗を検証して前に進んでいくということは開発に限らずに重要なことである。 小さなステップで進むのが結局1番早い。結果的に寄り道が少なくて済むからである。そして成長が早い人は漏れなくこれが上手い。 小さく早く進むためには何が重要なのか。 「小さな成功を喜べる力」である。 小さな成功を喜べるからこそ、それがモチベーションに繋がり、さらなる成功を積み上げていくのである。 成功を積み重ねて早く進んだ結果、小さく進むこ

          アジャイルに進む