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【占い体験記】もしわたしのように、作品を発表することへ怯えているひとがいたら。

わたしは創作作品をアップすることにとても怖さを覚える人間です。
「感受性から想いをつづりたい」という気持ちはあるはずなのに、それを人に見せることにためらいのある。ひとが怖いのか、反応が怖いのか。ずっと「ちゃんとした作品じゃないとダメだ」「じぶんが書いたものじゃダメだ」と思ってきました。
note自体についても始めたいと前から思っていながら「いや怖い、やだ。」となかなか始められませんでした。
もし、わたしのようなひとがいたら。今回のじぶんの体験がなにかヒントになるかもしれない(なったらいいな)と思い、備忘録も兼ねてこの記事を書くことにしました。

最近、占いをしていただきました。もともと占いや精神世界に興味を持っている人間ではありますが、ここ二年ほど実生活や他の趣味のこともあって遠ざかっていました。ですがなんとなく気が向いて占いのことをTwitterで検索していた折、ふと目にとまったのが西洋占星術をなさっているめくばせさん(Twitter)です。
わたしは↑で書いた創作作品をアップする怖さをめくばせさんへぶちまk……もとい、相談しました。めくばせさんも創作に携わっておられる方だと知ったのは依頼後のことです。

数日がたち、鑑定結果が届きました。
鑑定結果の一部を、原文にすこし語尾などの変更を加えて掲げたいと思います。
「自身の感性や感受性を心から愛し、それらを自由に使って創っている」「だからこそ、評価され、傷つけられることが怖い」「自分の愛する感性を思いきり使った作品は、もはや自分そのものと言っても過言ではない」
正直、心当りがありすぎて。もう、うわ~~っ!!(白目)ってなりました。
文章に限らず、ひとりでなにかを創っている時は楽しいのです。でもじぶんの感受性を表現したいと思っているからでしょうか。よくない評価をされれば「わたしの感受性自体がダメなんだ……」というところまで落ち込んでしまう。そうしていつの間にか作品をひとに見せる=傷つくという図式が出来上がり、作品を発表することが怖くて怯えてしまっていました。

そして。
もしわたしのように、作品を発表することへ怯えているひとがいたら、ぜひお読みいただきたい一文があります。めくばせさんからいただいた、鑑定結果をふまえてのアドバイスです(こちらは原文そのままです)。

「クリエイターではなくアーティストと呼ばれる類の人たちは、何度も何度も死ぬべきだと思っています。(もちろん、これは比喩です)」

アドバイスはさらに続きます(以下は内容をこちらで要約したものです)。
今有名なアーティストももともと自信を持ち合わせていたわけではなく、今までのじぶんが死んでしまうような思いをしながらそれでも創り続けた。だからこそ、自信を持ってじぶんが納得できるものを創れるようになったのではないか……と。

わたし自身がクリエイターかアーティストか、というのは分からないのでいったん置いておいて、この文章を読んだとき、じぶんでも驚くぐらい気が楽になった思いがしました。
いままでずっと、ひとからの評価で傷つくのを恐れていました。けちょんけちょんにけなされたらどうしよう、もしくはまったく反応をいただけなかったら……と。
でも、作り手は何度死んだっていい。死んでもまた作って、発表していいんだ。
そう思うと、ふしぎなことにわたしの中で底力が湧いてくるのを感じました。なにかを発表する上で「よーし!!死ぬ気で体当たりするぞ!!」と勇気を持てたのははじめてのことです。

加えて、めくばせさんへ鑑定を依頼している間にこちらのnoteを始めました。ご覧くださった方やスキを押してくださった方がいらっしゃってとても嬉しいです。本当にありがとうございますm(_ _)m

今回の鑑定結果の備忘録をnoteに書こうとしたとき、同時に「もしわたしのように、作品を発表することへ怯えているひとの参考になるのでは?」と思いたちました。そこでめくばせさんへ許可をいただいたところ快くご了解くださり、この記事ができました。心から感謝申し上げます。

***

インスピレーションは相変わらずゆっくりですが、いままでとはすこしちがった気持ちでものを書いていけそうな気がします。
もしわたしのようなひとがいれば、じぶんのこの体験が、なにかの参考になりますように。

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