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Remote WorkにおけるManagerの責務とは?

コロナ後の仕事の仕方は変わる。
その1 Managerの仕事はどのように変わるのか?

これまで、Managerの仕事のバランスは以下のようになると唱えてきました。
People Management 40%
Business (Performance) Management 40%
Self Development 20%

People Managementとは、部下の成長のため、実力を100%発揮させるために使う時間です。1:1と言われる直接のコミュニケーションとそのための準備に時間を使います。4割を費やしてほしいですが、もっと多くても良いです。

Business (Performance) Managementとは、自分が責任を担っている部門の業務内容に対する説明責任と目標の達成のための活動です。

Self Developmentとは、自分自身の成長のための活動です。多くの場合この時間が少なくなりがちですが、自分自身のキャリアのためだけでなく、関わる全ての人のため、業務のためには非常に重要な活動となります。

コロナ後、Remote Workに働き方がシフトしていく中で、Managerの仕事のバランス(重要性)は変わることになります。
コロナ後は、従来のManager職の人数は減ってよいし、減るべきであるとも思います。
AIがもてはやされたここ数年は、「人事評価はAIにとって代わられることになる」という考えが広まっており、私自身も「ある部分」についてはそのようになるべきと考えていましたが、それがコロナによって加速することになると感じています。

「ある部分」とは、冷静かつ公平に評価すべき数値で行われるべき成績評価の部分です。
人による評価では、感情的なものが入ってしまい、人としての好き嫌いに左右され、その結果、適切な人事評価が行われず、そしてその結果、正しい個人の成長や企業の業績に結び付かないことが往々にしてありました。

会社としてどうあるべきか?
会社として、従業員に望む姿、スキルセット、目指すべき方向性などが変わってくると思います。
部門や職種のRole and Responsibility (役割と責任) を見直し、明確に再定義するタイミングです。。
その上で、人員構成や組織体系を見直す必要が出てくると思います。

Managerは何をすべきか?
会社から望まれているManagerとしての役割と責任を再確認すべきです。
それに対して、できること、実現が難しいこと、などを丁寧に上司と話し合い、その合意点を明確にしておくことが重要です。
また、自分自身のキャリア パスも再度考え直すタイミングと思います。

Non Managerはどうすべきか?
自分の役割と責任、目標を明確にしましょう。
その上で、自分自身の目指す姿(方向性)をある程度定め、それに向かって努力しましょう。
方向性が定まらない場合には、今担当している業務を成功させるために最大限の努力をしましょう。その成功のために必要なスキルを高めましょう。それがあなたのポータブル スキルとして、今後武器となります。
経験と実績を積み重ねることが将来につながります。

エースインタイム合同会社
http://www.aceintime.com/
小笠原 清人
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