借金軍拡を主張する安倍晋三の亡霊と子分の壺議員こそ安全保障上の脅威



「有識者会議」の報告書はツッコミが足らない部分も多々ありますが、極めて常識的です。対して安倍晋三の亡霊のような安倍派や国防部会の議員の先生方はお花畑な先軍政治好(ハオ)!な人たちです。


増税「政権吹っ飛ぶ」国債「後世に負担」 防衛費強化、両方いばら道
https://digital.asahi.com/articles/ASQCQ6X9TQCQUTFK00N.html

> 有識者会議の最終日だった21日、あるメンバーのもとに自民党議員が接触し、こう訴えてきたという。「増税なき防衛力の強化をめざしてほしい」
> 最大の焦点の一つである防衛費増額の財源について、自民党内には国債(借金)発行でまかなうべきだとの声が、なお根強い。
>このメンバーは「国債は借金。その負担が若い世代やその後にいく。何を考えているのか」と、憤りを隠さない。有識者会議がまとめた報告書では「国債発行が前提となることがあってはならない」と断じた。

>日本はいま、国債残高が1千兆円を超え、債務残高対GDP比は世界最悪水準にある。財務省関係者は「一時的な支出として大半を国債でまかなう経済対策とは異なり、恒常的な経費である防衛費を国債に依存すれば、財政悪化は加速し、防衛にも支障をきたす」と話す。

>米国では、対テロ戦争が長期化する中、マイケル・マレン統合参謀本部議長は2010年に「わが国の国家安全保障上の最大の脅威は、わが国の債務である」と述べ、財政健全化を訴えた。ロシアでは、14年にクリミア併合後に債務残高対GDP比の改善に動いた。

>報告書では「金融市場の信認を確保することが死活的に重要」だと指摘し、財政基盤の強化を求めた。

これらの話は普通の常識があれば理解できる話です。更に突っ込んだ話をするならば防衛省自衛隊の無軌道な金の使い方を具体例入れて指摘するとか、稼働率の低さの原因の根幹には何があり、何を是正すべきかも指摘してほしかったですね。
その常識がわからないのが安倍晋三率いてきた安倍派と国防部会の蒙昧な先生方です。


>日米首脳会談で、首相は「日本の防衛力を抜本的に強化し、その裏付けとなる防衛費の相当な増額を確保する」とバイデン大統領に約束。政府が6月にまとめた「経済財政運営と改革の基本方針」には、防衛力強化を求める自民党の提言に沿って、NATO(北大西洋条約機構)諸国が国防費の対GDP比2%以上をめざしていることが明記された。原案では注釈扱いだったが、自民党国防族らの強い求めにより、書き込まれた。

>議論の中心は、防衛費増額の財源と、NATOを参考にした日本独自の基準の新設だった。従来の防衛費は対GDP比で約1%。これを2倍に増やすべきだとの声が高まる中、恩給や海上保安庁の予算、研究開発費なども新たに「防衛費」として扱えば、見かけ上の規模は膨らみ、実質的な増額幅を抑制できるからだ。だが、この議論には自民党から「防衛費の水増し」(萩生田光一政調会長)と批判が出た。

>報告書は防衛力強化に国民の協力が不可欠であることを「真正面から説き」、幅広い税目による負担が必要だと訴えるが、与党が向き合う気配はない。

>自民党内からは22日、さっそく報告書を軽視する声が漏れた。党幹部の一人は「議論の参考にするが、従うわけじゃない」と語り、別の幹部は「年内に財源の結論を出すなんてできっこない。いまの政権に増税する体力があるわけがない」と言い放った。

そもそも防衛費をGDP比2パーセントに増額する根拠はいい加減でした。単にNATO諸国が米国から言われている努力目標を猿真似です。米帝へのご機嫌取り、アベノミクスの失敗を糊塗するための「強いリーダーシップの安倍晋三」似すぎません。

その証拠に昨年の選挙の自民党の公約でも2パーセントの根拠を現在の我が国の基準にするのか、NATO諸国の基準に合わせるのかすら、決まっていなかった。前者であればGDP比1パーセントであり、後者であれば概ね1.3パーセントで大きな違いがあります。あまりにも無責任かついい加減です。その程度の認識で借金で軍拡すりゃいい、という輩が防衛費増額を論ずるべきではありません。

NATOと同じ比率で防衛費を上げようといいつつ、NATOの基準は水増しだというのが自民党の政策の責任者である政調会長ですから失笑です。
であればNATOは水増ししていることになりますけどね。

コリアンカルトの走狗になり、あれこれ支援をうけなければ政治家になれなかった人が、まともな政策を論じられないという好例であり、良くも悪くも安倍晋三と頭のレベルは同じということです。
そういう意味では、日本を危機に陥れた安倍晋三が死んだことは天佑であります。
ああ、無論テロや暗殺は支持しませんよ。ですが結果として安倍晋三が日本の政治から排除されたのは幸いです。宇宙戦艦ヤマトでいえば、アベノミクスという遊星爆弾を落とし続けていたガミラスの冥王星前線基地が壊滅したみたいなものです。これ以上アベノミクスの被害は落ちてこない。これは日本の生存にとって大きな事実です。

無論それで我が国が助かるわけではありませんが、これ以上の被害は食い止められた事実には変わりはありません。
更に申せば、統一教会の問題やオリンピックの収賄や役所の不祥事など安倍晋三が生きていれば、未だに隠蔽されたままの悪事が世に顕になったことは慶賀すべきです。

国防に関しては親安倍晋三議員を排除することが是非とも必要です。

■本日の市ヶ谷の噂■
16式機動戦闘車は車高が高いせいか、重心が高いせいか転倒事故が多いという。これをベースにした共通戦術車についても疑念の声、との噂。

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