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伊豆大島 昆虫採集 Part2

この記事は「伊豆大島 昆虫採集 Part1」の続きになります。
Part1はこちら↓↓↓

8/22(月) (3日目)

この日の午前中はノコギリを採るべくオオバヤシャブシのルッキング、午後は伊豆ミヤマ採集の予定でした。
しかし、この日も(21日も)皆疲れからか寝坊をかましてしまいました笑

気を取り直して既存のポイントへ向かいルッキングを開始!
ひたすらヤシャブシを見上げ見つけていきますが、既に小さい個体には見向きもせず65up以上ありそうな個体に狙いを定めて摘んでいきました。

い つ も の

64〜65位でした。

艶々なハナムグリを発見。

特に特筆すべき個体は採れず70upが出ているポイントへ移動。

適当に3人散らばるようにしてヤシャブシ林に突っ込みます。

中々でかい個体が採れず、私は途方に暮れながら歩いていました。

そう…
両脇がヤシャブシに挟まれたコンクリの道を…

とぼとぼ歩いていると、

後方で"なにか"が地面に落下した音が聞こえました。

明らかに重量のあるなにか。
明らかにクワガタが地面に落下した音。

落下したやつは何処へと周辺を探していると

居ました。ノコギリ!

68〜69mm?

採った時は68〜69mmだろうなと直感で感じていました。
友人も70には届いていないだろうと同意見。

しかし、まあまあなサイズのノコギリが突然空から落ちてきたので驚きました笑
恐らくヤシャブシから落下した個体だと思います。

一応車まで戻りノギスで測ってみました。

ン?

70mmありました笑
微妙な感情です…
あれ、70mmってこんな感じなの…?
まさにこの感情でした。

とりあえず私の目的は達成です。70mm以上のノコギリを一応採ることができました。
(勝手に空から落ちてきただけ。。。)

たまたま歩いていたら70upが落ちてきたので同行者からは色々言われました笑

最近☆になり防腐処理後に撮影

そのポイントではこれ以上のサイズのノコギリの追加は無くミヤマポイントへ。
ひたすら歩いていたらミヤマの♀の歩行個体を採集。

ミヤマ採集は午前中~昼頃がベストかも

その後もめぼしい追加はなく市街地へ買い出しへ。

なぜか自分にささりました。

その後宿へ戻り風呂で汗を流し、夜の街灯めぐりへ。

再びのカヤキリ
夜も安定的に居る。

街灯巡りでは同行者が68mm、69mmを拾っていました笑
街灯でこのサイズはやべぇって笑

こんな感じで3日目は終了。
次の日の昼便で竹芝に戻ります。。。

8/23(火) 最終日

さていよいよ最終日。
午後便で帰るのでこの日は限られたポイントに絞ってノコギリをメインに探しました。

ポイントには10時位に着き、ルッキング開始。

やはり数はいるがデカイのはいない…

藪漕ぎが面倒なので同行者の藪漕ぎ後のならされた道を進みます笑

そして同行者が見ていないような木や目線からズレた場所を見ていると…

ヤシャブシの地上7〜8mの位置に居る大きめのノコギリを発見!!

画像中央部に。。。
明らかにデカイ。。。

採ってみると…

71mmup!!!

スタイル抜群

最終日にクールなノコを採集できました!

標本にしてもギリ71upは保てそう…?

最終日のノコギリルッキングはこんな感じで終了。
同行者はさらっと70upを採っていました笑
(70無いと思っていたら実はあったパターン笑)

そして車を戻し帰りの船を待ちます。

やっと帰れる…!

土産用に島醤油とお菓子を購入。

さるびあ丸が到着した模様

帰るぞ!!!

採集疲れでヘトヘト。。。
お疲れ様でした。
無事竹芝へ戻ってきました。

今回の遠征では60upミヤマは1頭と少ないですが、70upノコが同行者個体含め計5頭と初の大島遠征としては満足の結果になりました。
欲を言えば72mm、73mmクラスのノコギリも見たかったなぁ…

何よりも楽しかったのが同行者との採集。
大学生のノリで始終楽しかったですね。
また同じメンバーで渡島したいですね!

【自己採集紹介】

私の持ち帰ったルアケ↓

イズミヤマ
60後半ノコと70ノコ

帰宅後は標本作製に勤しみました。

良い眺め
61ミヤマ
61mmミヤマ(標本後)
偶然採れた70up個体
最終日に採れた71up

ノコは顎がストレートで伸びなければ70超えに至らない感じですね。
伊豆大島では72mmに壁があると聞きます。
さらに良いポイントであったり、探し方があるんだろうなぁ。。。
伸び代ですね。

以上!伊豆大島遠征でした!



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