伊豆大島 昆虫採集 Part1
東京都 伊豆大島
(2022/8/20~23)
8/20(土) 初日
お久しぶりです。最近は酷暑が段々と薄れ、涼しげを感じると共に秋を感じる様になってきましたね。。。
最近、私は来る大学の成績発表にビクついて震える毎日を過ごしてます…。
つい最近まで昆虫採集で東京都の伊豆大島へ行ってきたので思い出しながら採集記にしようと思います。改めて行き先は東京都 伊豆大島。伊豆諸島の1番北に位置する火山島です。初の伊豆大島遠征ですが何とかなるだろうと、今回は私と友人2人の計3人で渡島しました。
目標はもちろんでけぇノコギリとイズミヤマ。
友人と竹芝で合流し、いざ!伊豆大島へ!
8/19、午後11時発のさるびあ丸の深夜便に乗船し竹芝港から岡部港まで乗りました。
客室は2等の和室、これが最安の片道5710円なので仕方ありません。
この和室でおよそ7時間耐えなければ…
夏休み期間も相まって船内はほぼ満席の状態で、部屋の人のいびきや船の揺れで寝られませんでした。渡島の際はジェット船をおすすめします。笑
下船後、岡田港近くのレンタカー屋へ。
レンタカーは小型の魚釣り用のバンで計3日(18000円)借りました。早朝から借りられるのでとてもありがたいですね。
宿は「ロッジふるさと村」に宿泊。
1泊あたり2000円のコスパ最強宿。(宿までの道が酷道ですが)
レンタカーに乗り出発。港を出たすぐの道を走っているとオオバヤシャブシが至る所に見えます。時折ノコギリクワガタも歩いている状況です笑
そんな中、標高を上げて三原山方面へ向かうことに。
その近くのオオバヤシャブシでイズミヤマ第1号を発見しました!
早朝だからなのか分かりませんが、樹液に付いていたと言うより木に掴まり休んでいた様な気がします。
こんな感じ↓
ルッキングにより目が鍛えられたからか、途中でヘリグロリンゴカミキリをキャッチ(叩き落とした)。良いカミキリムシです。
また道沿いでは同行者も多数のイズミヤマ♂を見つけ初日としては良い結果になりました。
(私のは少ない…)
イズミヤマの♀も路上徘徊個体を3匹発見できました。
展望台からは本州のアルプスの山々や富士山のシルエットを確認できました。
ミヤマに飽きた所で、山から市街地へ。
折角なので途中大島のジオスポットである「泉津の切り通し」や「地層大切断面」にも立ち寄りました。
また、腹ごしらえに大島ストアで「べっこう寿司」を購入。青とうがらしがよく効いていて美味。
そうえば、大島ストア前でベーツヒラタカミキリムシ(死骸)を拾いました。
午後はノコギリクワガタの採集にシフト。
島内至る所にオオバヤシャブシが生えているので、ノコギリの採集には苦労しないだろう…
これがそのオオバヤシャブシ。
特徴的なのがその実。
予想通り、ヤシャブシ群落ではすぐさまノコギリクワガタを多数発見。
しかし大きいサイズは居ない…
この近辺で友人が70upのノコギリを採集していました。第1号!
初日はこんな感じで終了。街灯巡りもしましたが私は酷く疲れており後部座席で寝落ちしたり、ノコギリと落ち葉を見間違えしたりと散々でした。
友人は68mmや69mm近い個体を拾っていました。街灯にこのサイズのノコギリが落ちているなんて…恐るべし伊豆大島。
8/21(日) 2日目
さて、2日目。
午前中はミヤマルッキング、午後はノコギリルッキング、夜は街灯巡りの過密スケジュールをこなします。
午前の部のミヤマは小さいサイズしか採れず、早々にノコギリ採集へシフトしました笑
途中ノコギリでもミヤマでも無い虫を発見。
コクワガタでした。
めぼしいサイズは見られず気分転換に海へ。
同行者の2人が甲殻類好きの様で盛り上がっていました笑
蟹を見た後は座ってただただ黄昏れていました笑
黄昏れた後は、イズミヤマ狙いで新ポイントへ向かいました。
途中、レンタカーがスタックしていたり…(進入禁止エリアの為)
「あ〜。DQNかな〜」なんて思っていたら、本当にDQNでした笑
ポイント着くなりルッキングを開始。友人は早速50mm後半のイズミヤマ♂を採集。
私も新ポイント産のミヤマ欲しいなーなんて思っていると…
私は網を持ってくるのを忘れたので友人に採ってもらいました笑
まあまあなサイズのイズミヤマでした。
今回の遠征ではこの個体が唯一の60mmupとなり、60mm台は産地やポイントを選ばなければ厳しいと感じました。
この日の街灯巡りも60ミリ後半のノコギリを拾ったり、直翅類にも詳しい友人がカヤキリ(?)を採集していました。友人曰く、なかなか地元の関東平野ではお目にかかれない珍品だとの事。
私は直翅類には全く興味が無いですが大きさとこの迫力に見入ってしまいました。
2日目はこれにて終了。
Part2に続く。
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