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母の着物から、離れている両親を想う

新聞記者さんが「大人の塗り絵 キモノ日和」の取材に来てくれました。ありがとうございます。


新型コロナの影響で、取材を断られることもあるそうです。また、イベントや催事が中止や延期になり楽しい話題が少ないと言ってみえました。楽しそうな自分の状況を公に載せることを自粛される方もいたり、コロナに罹患したご家族が誹謗中傷を受けている話もあったり、なんだかお疲れのご様子。

そうかー。。。。


私はというと、せっかく「キモノ日和」の話なので着物を着ました。

母のお下がりの中でダントツ春らしい着物。お気に入りです。私は母と体格がほぼ同じなので着物もジャストサイズで着やすいんです。

それに、なんとなく、母の着ていたもの、と思うと愛着が湧きます。祖母が縫ったものもあるので(祖母は和裁士でした)さらに思いが深まります。私が好んで着ているのは、普段着用のウールがメインなので、着物自体大したものでは無いのだけど、なんとなく嬉しい気持ちになるのです。

もう大人になったので直接甘えることもありませんが「お母さん」を身近に感じて、少し甘えているのかもしれません。

都市部に住んでいる両親は、新型コロナを気にして、山里の私たちのところへしばらく来ていません。「自分たちがウィルスを運んでしまってはいけない」という親心。こちらも心配ですが会いに行けません。そんな時、せめてもの繫がりを感じられる母の着物。。いつもより余計大事に思えます。

せっかくだから着物を着た写真を入れて、手紙でも書いてみようかと思うこの頃です。

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