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日本のTVCM2

今もまだにタレントがメインのTVCMについてちょっと考えてみました。
僕が日本で働いていた約20年前の時代には「タレントの認知率とTVCMの認知率の相関関係」「CM認知率と購入意欲との関係」等のロジックでCMにタレントを使う事を正当化していました。

でもスマホも普及していなかった20年前の手法が未だに行われている事は正直言って疑問があります。

色々な大人の事情等があると思いますが、シンプルに考えると以下の理由が考えられます。
▣ 若者(M1、F1層)はTVを見ておらず、TVを見ている人達(ベビーブーマー世代)には未だに昔ながらのコミュニケーション手法が通用する
▣ クライアントサイド(広告主)は今までの手法を変えて新しい事へ取り組んで失敗した時のリスクを取りたがらず、これまで行って来た無難な手法を選ぶ
▣ クライアントの担当者が有名タレントと仕事をする事で自分のステイタスを感じる
▣ タレントを使う事で店頭での訴求等でプロモーションの展開がしやすい

上記はあくまでも私見ですが、映像コンテンツを見る手段としてCMの無いNetflix等Subcription型の視聴の仕方がスタンダードになると、今後タレントに数千万円の予算をかけたマーケティング手法は変わっていくのではと考えています。

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