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#映画
偏った4000文字:映画の話2018
昨年の暮れ公開の映画は『スイス・アーミーマン』(ファンタスティックなヒューマンドラマ。無人島に漂着した男が死んだダニエル・ラドクリフに飛び乗って無人島から帰還を果たす)や『シンクロナイズド・モンスター』(ファンタスティックなヒューマンドラマ。酔ったアン・ハサウェイの自意識が怪獣と化しソウルの街を破壊する)など、地獄から来たみたいな有象無象のオンパレードでしたが、年明けからはビッグバジェット/話題
もっとみる『スプリット』を見た。シャマランの語る童話、それから多重人格の意味するところとは。
5月12日公開の映画『スプリット』を見たので簡単な紹介ののちネタバレ有りの感想を垂れ流したいと思います。監督であるM・ナイト・シャマランの過去作『ヴィジット』(2015)、『シックス・センス』(1999)、『アンブレイカブル』(2000)にも触れつつ、シナリオ全体について考察めいたものもできればいいなといった感じです。
・あらすじと見どころ お話の核心に繋がりそうな感想は後にして、まずはあらす
決定!この忍者映画がすごい '83『ニンジャII 修羅ノ章』襲い来る真の忍者の世界。
去る20世紀、アメリカ全土を二つの武術が席巻したことがありました。一つはカンフー、そしてもう一つは忍術です。前者は『燃えよドラゴン』(1973)、後者は『燃えよNINJA』(1981)を通して、その名を広く世に知らしめました。このうち『燃えよNINJA』は公開されるや否や一大忍者ブームを巻き起こしたわけですが、こうして見るとカンフーブームから10年弱が経ち、どこぞで燻っていたマーシャルアーツ需要
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