見出し画像

素直な心とは

《kiyopon》です。素直な心とは何か?を考えたいと思います。
子供の頃はなんでも素直だったけど、大人になるとなかなか素直になれないですね。

松下幸之助創設者は「素直の心」を次のように定義してます。
「素直な心とは、寛容にして私心なき心、広く人の教えを受ける心、分を楽しむ心であります。また、静にして動、動にして静の働きのある心、真理を通ずる心であります。」

お互い人間が最も好ましい生き方を実現していくには、それにふさわしい考え方や行動をすることが大切で、その根底になくてはならないものが「素直な心」であるというわけです。

松下幸之助は努力次第で「誰もが素直な心になれる」といいました。では、どんな工夫をこらしていけばいいのでしょうか。幸之助の著作に『素直な心になるために』があります。この本で示されている“素直な心を養うための実践十カ条”を以下にすべて挙げてみます。

◉実践十カ条


①"まず素直になりたいという強い願いをもち続けること”

②"たえず自己観照を心がけ、自分自身を客観的に観察し、正すべきを正していくこと”

③"毎日、自分の行ないを反省して、改めるべきは改めてゆくように心がけること”

④"素直な心になるということを、日常たえず口に出して唱えあうようにしていくこと”

⑤“心して自然と親しみ、大自然の素直な働きに学んでいくこと”

⑥“先人の尊い教えにふれ、それに学び、帰依していくこと”

⑦"素直な心を養うということ自体を、お互いの常識にすること”

⑧"素直な心になることを忘れないための工夫をこらすこと”

⑨"お互いそれぞれの素直な心の実践体験の内容を発表しあい、研究しあっていくこと”

⑩"お互いに素直な心を養う仲間同士として協力しあっていくこと”

なかでも①〜③項目までは、幸之助自身が日々実践し、周りの人々にもよく説いていたことでした。「なれる」とまず信じて、できることからはじめてみてはいかがでしょうか。

いちばん大切なことは、素直な心になることをつねに心がけ、自分なりに工夫をこらしていくならば、誰もが素直な心になれるということです。その意味では、素直な心はお互い人間としての自然の心、本然の心だと思うのです。

素直な心になれる。そう信じて、素直な心になりたいという強い願いをもち続ける。

どんな事でも意識しないと自分の変革はできないですね。頭ではわかっていても忘れてしまうのが人間の性です。1つ1つ意識していく事を大切にしていきます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?