人生を変えた出会いー頑張らない人から頑張れる人へー
私には「人生を変えた出会い」と言うと一番に思いつく出会いがあります。
ワガママな子供心から将来社長になろうと決めたこと
私は幼いころから「自由になりたい」願望が強く、欲しいもの・やりたいことを我慢するということにすごくストレスに感じていました。
「これが欲しい!」と親に訴えると、ガマンすることの大切さを教育したかった親は「ガマンしなさい!」と私に言いました。
私はそれを繰り返すごとに「絶対自分で自由に買えるようになってやる」「端から端まで買い占められるくらいお金持ちになってやる」「誰にもダメと言われないように自分で稼げるようになってやる」と沸々と思うようになっていました。
「早く大人になりたい!」そんな願望がありました。
それが「絶対将来は社長になる」と決めることができた要素の一つかもしれないと思っています。
やりたくない事は全て避ける迷惑な高校生時代
しかし「やりたい事を我慢したくない」という気持ちは「やりたくないことを我慢してまでやりたくない」という気持ちとも重なり、
高校生だったある日「やりたい事だけやって生きていくことにしよう!やりたくないことは全部避けて生きよう!」と決めたことがありました。
(今思えば迷惑な決め事です…)
そこから、色々と親には迷惑をかけてしまったのですが…
まったく頑張らない、打っても響かない、そんな高校生になってしまうことに…。
友人からのプレゼントがきっかけの出会い
そんな感じで好きな事だけをしながら過ごしていたある日、お誕生日に友人がゲームボーイアドバンスをプレゼントしてくれました。
(当時は携帯できるゲーム機はゲームボーイでした)
そこについていたゲームソフトが「ゼルダの伝説」というゲームでした。
「あまり興味ないな~!マリオの方が良いのに!」などと思いながらも、暇つぶしにゼルダの伝説をやっていたのですが、
色々な部屋を進みお姫様を探し出すために旅を続ける中で、敵に遭遇し戦って…、次へ進める扉の「鍵」を見つけるために街中をずっとウロウロ…。
「あー、もう全然見つからない!めんどくさくなってきたしやめようかな!」と諦めかけたときに、ようやく「鍵」が見つかる、という経験を何度も繰り返していました。
もう嫌・メンドクサイ、そう思いながらも続けていることで、無理かもしれないと諦めかけた「鍵」が見つかる…その出来事から
「頑張れば成果は必ず出るものなんだ」と、腹の底から思うことができたのです。
人生観が変わり頑張れる人に
こんな経験から気がついた馬鹿げた話ですが、私にとって、人生を変えた出会いは「ゼルダの伝説」というゲームであり、その経験から私は、目の前に来た試練は「今の私にこそ絶対克服できる試練だ」と思えるようになり、全力で頑張れるようになりました。
苦しい経験があってもこれも人生のうちのたったの一部だと思えるようになり、無理かもしれないと思う壁が立ちはだかっても、超えられるまでやめなければ絶対超えれると信じれるようになり、絶対頑張るということが癖付いてしまいました。
社会人・起業ともに役立ってる「根性」
そこから社会人になって、初めての上司が凄く厳しく恐ろしく、泣きながら職場に通う毎日でした。
辞めたいけど行かなかったらもっと怖いと恐怖心から会社に行くような日々。
でも、それに向き合い頑張ることができ、結局上司の厳しさに感謝しつつ自分の成長をちゃんと実感しながら仕事ができた、そんな経験も「ゼルダの伝説」があってこそだったと思います。
起業してからも、苦しいことや悔しいことやもう止めたくなるようなことも沢山ありましたが、絶対乗り越えるという「根性」も「ゼルダの伝説」から得た「継続することの大切さ」を知ってるからだと思います。
さいごに
もしあの時「ゼルダの伝説」に出会ってなかったら、私は一体どんな風になっていたんだろう。
全く頑張らず楽なことばかり探して、ダラダラと過ごしていたのか?
とにかく、「ゼルダの伝説」とは素晴らしい出会いだったと思う出来事で、あの友人には感謝するべき「人生を変えた出会い」でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます!