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飲みの席での息子の意外な行動

前回の記事では、息子の「怒涛のインターン1日目」をレポートした。

この記事では、飲みの席での息子の動きを見ていこうと思う。飲みの席での息子の予想外の動きに、起業家おかんは驚きを隠せなかった。その理由は......。

起業家おかんと息子の役割分担

当然、インターンの息子も飲み会は同席することになる。「親子でなんでやね~ん!!」という感じだが、そんなことをいう余裕はもはやない。

息子をクライアントに紹介し食事会に参加する。当然食事するには無言のルールがある。まずは座る席、行く場所にもよるが、参加するメンバーでの座席位置から、乾杯挨拶。全体の進行、締めの挨拶。

そして楽しく飲めるための配慮など。すべては無言のルールがあってそれが分ってないと、「あ~こいつ、使えんわ。」となる。起業家おかんは、黙って息子の動きを見ることにした。その結果......。

お前はホストか!!!

「ガビ~ン!!息子はホストか!!」というぐらい気配りがデキル息子だった。

通常飲みの席では、座席を座るところから始まるが、どの席にクライアント、ボスを座らせるか?そしてさりげなく誘導するか?飲み物のオーダー?店の人への配慮はスタートするタイミングなど、秘書がする仕事である。

息子は教えてないにもかかわらず卒なく進めていた。

ちなみに、これがその時の様子である↓

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上級コースの進め方

そして、一番大事なことは楽しみ、楽しませ。ビジネスを進める。という上級コースである。これが一番難しい。お酒もそこそこ飲みながら、相手のグラスの空き具合も確かめながら適宜お酒のオーダーを促す。わかっていても意外に難しい。若い社員は食欲に勝てず食べる方に集中してしまうので相手の気配りに欠ける。

また、飲めないと付き合いの悪い奴だとクライアントが楽しめず親しくなれない。飲めるからとガブガブ飲み、酔っ払うと呆れられる。
食事は人間の本能がでるので訓練が必要である。

クライアントからのお褒めの言葉

ところが、息子は一切教えていないにも係わらず、クライアント、お店への気配りができ、飲み、歌い、クライアントお見送りまで、酔っ払っているおかんの代わりにすべてこなしたようだ。後日、クライアントからお褒めの言葉を頂き改めて、びっくりしたのだ。

「できるやん!!」「しかも才能あるんちゃう??」
起業家おかんは改めてこの子は鍛えたらいけるかも......。と初めて思った
起業もわるくない。まあ、おかんがいるしなあ......。

次回に続く。


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