IT起業家ママkiyomi

生まれも育ちも大阪です。ITソリューションの会社を経営。 多様性が求められる時代、色々…

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生まれも育ちも大阪です。ITソリューションの会社を経営。 多様性が求められる時代、色々な考え方や生き方を個性として自己の可能性を広げていきたい。 子育て中の親や自立していく子供たちが、私の経験を通して、頑張っていく様子で勇気づけられる、元気になると共感して頂けたらうれしい。

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人を巻き込む力とリーダーシップ

起業家おかんと起業を試みる息子の物語。前回からの続きで、起業家おかんと息子の起業塾が始まり、ついに息子は起業への決意をかため腹をくくったようだった。そこで、今日は「人を巻き込む力とリーダーシップ」について書いていく。 スイミーからの学び起業おかんの好きな小説は、国語の2年生の教科書で学んだ「スイミー」だ。 泳ぐのが早かった黒色のスイミーは、ある日仲間が食べられ生き残った。 スイミーは、岩陰に隠れていた仲間が怖くて自由に泳ぐことができないのを見て、「小さな魚は一緒に泳ぎ、大

    • 起業家が向かう方向

      前回からの続きで、起業家おかんと息子の起業塾が始まり、ついに息子は起業への決意をかため腹をくくったようだった。そこで、今日は「若い起業家でも大きく事業を伸ばすための唯一の方法」について書いていく。 どうやったらできるかを考える 事業を進めていくと、中小企業は少ないリソースに悩む。競合他社を調べるとあれもない、これもない。そうなると自分の能力、事業に限界を感じるものだ。 そこで、もうダメだ!と思うか。どうやったらできるかを考え、やり切るかで成果はおのずと変わってくる。 特

      • 悩み始めた息子

        前回からの続きで、起業家おかんと息子の起業塾が始まり、まだ学生の息子を、おかんの会社にインターン生として迎えることにした。しかし、あまりの起業の厳しさに悩み始めた息子......。果たしてどうなってしまうのか。 悩み始めた息子あまりに起業の厳しさと現実を知ったのか。 急に無言になった息子は「どの事業がええんかなあ?」と不安げな様子で聞いてきた。 きたきた・・・ そら、不安になるわ。何も知らない、何も出来ない自分に自信が持てる訳がない。 当然や! 人々の「困った」を解

        • インターン3日目

          前回からの続きで、起業家おかんと息子の起業塾が始まり、まだ学生の息子を、おかんの会社にインターン生として迎えることにした。インターン1日目、息子は思った以上にいい動きをした。しかし、2日目は、おかんも息子も疲れて、無言で帰ることになった。そして、3日目はというと......。 創意工夫3日目となると息子は随分慣れたようで、ルーティン作業は教えなくても出来る。 事務所のゴミ集めや、コピー取り、お使いもそつなくできるようだ。 そして、最も大事なことは日々の繰り返しに加え、変化、

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        • 起業家おかん
          15本

        記事

          飲みの席での息子の意外な行動

          前回の記事では、息子の「怒涛のインターン1日目」をレポートした。 この記事では、飲みの席での息子の動きを見ていこうと思う。飲みの席での息子の予想外の動きに、起業家おかんは驚きを隠せなかった。その理由は......。 起業家おかんと息子の役割分担当然、インターンの息子も飲み会は同席することになる。「親子でなんでやね~ん!!」という感じだが、そんなことをいう余裕はもはやない。 息子をクライアントに紹介し食事会に参加する。当然食事するには無言のルールがある。まずは座る席、行く

          飲みの席での息子の意外な行動

          インターン2日目

          起業家おかんと息子の起業塾が始まり、まだ学生の息子を、おかんの会社にインターン生として迎えることにした。インターン1日目、息子は思った以上にいい動きをした。しかし、2日目は、おかんも息子も疲れて、無言で帰ることになった。その理由は......。 小さな努力から起業というと、売上をあげるというのが大前提である。しかし、案外見過ごしやすいのが、組織での細々した事務周りだ。通常、会社では電話対応、接客、事務、総務、経理、広報などすべてに専門知識と担当者が必要だ。 起業は1人から

          インターン2日目

          怒涛のインターン1日目

          前回、息子の本気具合を確かめるために「自分への誓約書」を作成してもらった。そして、その日から起業家おかんと息子の起業塾が始まった。まだ、学生なのでインターン生として、おかんの事業を学ぶこととなった。この記事では、 「怒涛のインターン1日目」をレポートしていく。 怒涛のインターン1日目まずは、インターンとしての準備は......。スーツはある。名刺はつくらなあかんなあ。肩書はインターン?まてよ......。おかんと同席やったら身内とバレバレやなあ。 身内は良くも悪くも目立つ

          怒涛のインターン1日目

          自分への誓約書

          事業を始める前には厳しく自分に約束事を決めないといけない。おかんは結構これが甘かったので、いくつもの修羅場や正念場に合うことになった。だから最初が肝心!息子には自分への誓約書を作成させることとした。 ビジネスは想い無くして計画なし。 計画なくして実行なし。 実行なくして結果なし。 【自分への誓約書】 1.このビジネスに〇〇円出資する。 2.このビジネスは〇〇年計画。 3.このビジネスのミッションは〇〇 4.このビジネスは社会の〇〇を解決できるものである。 5.このビジネス

          永遠に続く事業の仕組み

          いくら想いがあっても事業を一から起こすには到底簡単ではない。資金の問題、技術、サービス、社員、許可の問題。考えれば不安要素ばかりである。 起業家おかんの事業は、ITがまだそんなに広がっていない時代だったので、たくさんのチャンスがあった。ドックイヤーからマウスイヤーと言われるほど、技術スピードも早く大変ではあるがアイディアもいっぱいでる。 事業を継続させるには、時代に合わせて変革していかなければいけない。今は、同じ業態でのビジネスをやり続けることは難しい時代、だから永遠に事

          永遠に続く事業の仕組み

          事業を選ぶときの5つのポイント

          事業を選ぶときには、次の5つのポイントを考えておくべきだ。このポイントが考えられていないと、事業を作るのは困難になるだろう。そこで、おかんは、次の5つの質問を息子に投げかけてみた。 1.マーケットがあるのか? この質問に息子はこう答えた。「高齢化が進み、ひとりで暮らしている老人の死は増えていくから仕事に困らない。だから最後の思いやりをしたい」 そこでおかんは得意のインターネットで調べて見る。 2065年では全人口の38.4%が65歳以上となり、2018年調査結果では、お年

          事業を選ぶときの5つのポイント

          起業家おかんが起業した唯一の理由

          前回の記事では、起業したい!と言いだした息子と、その友達が「起業したい本当の理由」について語ってもらった。 概ね起業したいと言い出した経緯と考え方は見えてきた。 しかし、起業家おかんは息子に「金はない、技術も知識も経験もない。無いない尽くしなのになんで起業したいん?起業は甘くないで!まして友人と会社なんて将来もめる可能性がある。それでも起業考えてるん?本気なん?」攻撃的に畳みこむようにまくしたてる。 一番大事な起業家マインドすると一瞬怯んだが、目をクリクリさせながら無邪

          起業家おかんが起業した唯一の理由

          息子と友達が起業したい本当の理由とは

          前回の記事では、息子たちに起業する前にまとめておくことをまとめるように伝えていた。出てきたものは、こんなレベルで起業なんて言えるな!というもの。そして、「一緒に起業する友達に一回会ってくれへん?」と息子。面談の日、起業家おかんの事務所に来た息子とその友人。起業に必要な資金表を入れてもらうと超アバウト!そんな二人の、起業家になりたい本当の理由とは…。 宿題を出してから2週間経過待てど、待てど返信なし。宿題を出してから2週間経った。社員やったら評価ゼロや。 「何でそんなに時間

          息子と友達が起業したい本当の理由とは

          起業家おかんのプロフィール

          株式会社DGS(ディプロム・グローバルソリューション)代表取締役 1962年、大阪生まれ、大阪育ち。 大学卒業後、コンピュータ関連会社に就職し、25歳という若さで管理職となるが、母親の病気を機に退職。その後、専門学校や短大でコンピュータ技術の講師、着付け指導など技術・知識を活かした仕事を行いながら、30才で起業。 起業家おかんが、起業した理由は1つだけ。 女性が一生働きつづける環境をつくりたいと考えたからである。 当時務めていた、1980年代はパソコンもインターネットも

          起業家おかんのプロフィール

          起業家おかん:息子の奮闘日記

          「俺、起業したいねんけど…」21歳、大学3回生の息子のこの衝撃的な一言から、全ては始まった。これから数回にわたって、私「起業家おかん」と「その息子」の奮闘日記をリアルタイムでお届けする。息子に期待と野望を潜ませ、応援していく成長ストーリーをみて頂き、元気と勇気をもらってほしいと思う......。 息子の衝撃の一言から全ては始まった 「俺、起業したいねんけど…」 21歳。大学3回生の息子が突然言い出した。 起業家おかんは驚いて「はあ???なんと言いました???」と叫んだ。

          起業家おかん:息子の奮闘日記