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私の「オンライン元年」

※本ブログは、QUMZINEアドベントカレンダーに参加しています

すっかりサボってしまっていたnoteですが、激動の2020年が終わってしまう前に、1年の振り返りを書き留めておこうと思います!

何を振り返ろうか、と流行語大賞を眺めてみると・・

そうです、そうです。私にとっての2020年は、何といっても「オンライン〇〇」です。

業種を問わず、マーケティングや営業に関わる方にとっては、様々な施策を急速にオンラインへとシフトされたのではないでしょうか。オンラインイベント、オンライン見学、オンライン接客、オンライン旅行・・。特に、コロナ禍で広がったのは、”その場所”に行かなくてもサービスを受けられるタイプのもので、必要に迫られて増えましたね。

かくいう私も、お仕事でこの「オンライン〇〇」を初めてやる側になったクチです。来場してもらってなんぼの施設を運営しており、3月くらいから閑古鳥が鳴き始め、緊急事態宣言がでてチーン。休館いたしました。

ステイホームに突入してからは、いろんなオンライン配信を見たり、ツールを研究したり。配信なんてやったことないしよく分からないけど、とにかく早くやってみようと、焦りと開き直りで、自宅でもできるウェビナーからスタート。緊急事態宣言が明けてからは、施設内を案内するオンラインプログラムもつくりました。

最初はZoomを使うのも覚束ない感じでしたが、最近はスタジオまで作ってしまって。だいぶとこなれてきたところです。

オンラインに取り組んで良かったこと

1.コロナ禍だけど関係性が「密」に
何と言いましょうか、オンラインならではの”息の合わせ方”みたいなのがありまして。全員、経験値がないので、「ああした方がいい、こうした方がいい」と手探りしなくてはならず、コミュニケーション量がものすごく増え、チームワークが良くなりました。また当初は、いくら準備しても何が起こるか分からない”本番勝負”感がすごくて、毎回終わった時の心の底からの「おつかれさまー!」が飛び交う光景も良いものでした。

2.スタッフのスキルシフトが一気に進んだ
必要に迫られたとはいえ、年を重ねた人間たるもの、そうそう短期間で変われるものではないです。が、1年前と比べて、明らかにできることが増えました。これはうれしい。まさにピンチはチャンス!ユーチューバーの仕草を学んだり、配信ソフトを習得したり、スマホジンバルを使いこなせるようになったり。オンラインでどう伝えるか、という新しいテーマに、一人ひとりが挑戦したことがありました。私はオンラインファシリかな。まだまだ途上ですが、今とても楽しく働けています。これは今年一番良かったことかも。

3.地域・場所を超えてフラットに
オンラインならではの良さを挙げるとしたら、やっぱり地域を超えていけることでしょうか。うちの場合、九州や東海地域の方からのアクセスが増えました。なかなか外出ができない職種の方もいらっしゃったりするので、オンラインは当たり前の選択肢になりますね。また、一人一人との距離がフラットになり、座席が後ろだから見辛いとか、大勢いて質問しにくいといったこともありません。ここは、まだまだやり方次第でオンラインの可能性がありそうと感じるところです。

2021年は何をする?

こうしてスタートしたオンラインですが、そもそも、”対面できないからオンラインに”、という置き換え、緊急の代替手段だったことは否めません。

オンラインプログラムのアンケート結果を見ると、いわゆる満足度はリアルの方が良い結果がでます。これを見たとき、「そりゃリアルがいいわな」と思ったわけですが、あれ待てよと。オンラインサービスをリアルと同じモノサシで測ってよいのか。やって気づく違和感。

リアルの価値も高まってきていて、もうハイブリッドでやっていくことは確か。2021年は、もうちょっとオンライン用のジャーニーをちゃんと作って、リアルの置き換えではないオンラインプログラムをやってみようかな。きっと今とは違う世界が見られるかもと期待しています。

さあ、来年もがんばろう。

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