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インスタで話題のぐるぐるボケレンズを買ってみた。

インスタで話題というキャッチコピーに釣られ、ぐるぐるボケレンズとして有名な「HELIOS 44-2 58mm」をネットオークションで落札してみました。0円スタートだったので、しめしめ格安でゲットだぜ!とほくそ笑んでいたのですが、入札競争でヒートアップしてしまい気づいたらお店で買うのとそう変わらない値段になっておりました。届いた商品の状態が良かったのが救いです。

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オールドレンズブームの代表格とも言えるHELIOSですが、ドイツの名門カール・ツァイスのBIOTAR58mmF2をソ連がコピーし、市場に大量に放出したレンズのため、比較的安価(オークション5,000円~10,000円)に購入できるオールドレンズです。Amazonや楽天でも購入できますし、ヤフオクなどでも簡単に手に入れることが可能です。

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今のレンズと比べるとかなり小さくコンパクトですが、金属で構成されているので重みはあります。デザインは機能性を重視し、それを体現するかのような無骨なインダストリアルデザインで非常に男前。THEオールドレンズです。

早速付けてみます。HELIOSはカール・ツァイスのコピーということで、東ドイツで開発されたM42マウントです。私が使用しているSONYのα7はEマウントなのでそのまま繋げません。M42マウントとEマウントを連結させるマウントアダプターを使用しレンズとボディーをつなげます。
※オールドレンズをミラーレスカメラで使用する際は、レンズとボディを連結させるマウントアダプターが必要です。カメラの機種によって異なるのであったものを使用しましょう。

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私が使用しているSONY αシリーズで使用できるM42のマウントアダプターはこちらです。

ではレンズとボディの接続もできたので早速撮影に向かいます。もちろんピント合わせはマニュアルでしかできません。

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HELIOSの代名詞である絞り開放での、ぐるぐるボケと立体感ある描写が素晴らしい。

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被写体に寄れば寄るほど、ぐるぐるボケが際立ちます。そして中心部の解像度は驚くほど高い。

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ゴーストとフレアも盛大に出るので、幻想的な表現にはピッタリです。

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価格や古さを考えるとHELIOSの映りは充分に素晴らしいのではないでしょうか。

オールドレンズ入門としては癖がありますが、寄りの絞り開放でシャッターを押せば、誰でもぐるぐるボケの写真が撮れるので、幻想的な花の写真を撮りたい人は一度は試して見るべきレンズかも。しかしこのレンズになれると普通のレンズで撮影できなくなりそうだな。

本日撮影で使用したカメラとレンズはこちら。

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#写真 #カメラ #コラム #花 #オールドレンズ #レンズ



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