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腰部多裂筋の機能〜姿勢改善と効果的な多裂筋の収縮〜

こんにちは!腰痛マガジンメンバーのこじろう(@reha_spine)です。

前回の記事では「腰部多裂筋」について浅層、深層に分けてそれぞれの解剖や手術による多裂筋の影響、脂肪変性についてまとめました。

今回は腰部多裂筋の機能についてまとめていきたいと思います。


普段、多裂筋のトレーニングをしているつもりが周囲のアウターマッスルのトレーニングになっていませんか?また、背筋群のエクササイズの際にインナー・アウターマッスルをそれぞれ意識してトレーニングしていますか?
多裂筋の機能をしっかりと理解することで正しく多裂筋をトレーニングできるようになりましょう!!


以下の記事も多裂筋についてまとまった記事になりますので合わせてご覧下さい。


今回はこのような方にオススメな内容となっております😊

👉多裂筋の機能について理解が不十分
👉多裂筋の収縮をより効果的に出したい
👉腰痛と多裂筋の重要性について知りたい


では早速いってみましょう!!


▶︎腰部多裂筋の役割

多裂筋の重要な役割としては以下の2つになります!!

✔️ 腰椎前弯のコントロール

✔️体幹回旋時に体幹屈曲に抗し、ニュートラルな位置で軸回旋を行う


まずは前者の「腰椎前弯のコントロール」について詳しく説明していきます。

▶︎多裂筋の機能①〜腰椎前弯のコントロール〜

多裂筋の機能を理解するために、まずは加齢による立位アライメントの特徴をおさえておきましょう!

【加齢による中高齢の立位アライメントの特徴】
加齢によるアライメント変化として胸腰椎の後弯、骨盤後傾が増加するといわれています。

また、脊柱の後弯は脊柱の椎体変形、椎間板変性、体幹筋力低下などによって生じます。

椎体変形は骨粗鬆症によって生じ(80歳以上では男性36%,女性45%)椎間板変性は90%の高齢者の腰椎に生じ、椎間板の前方変性と腰椎後弯増加は関連しています。そして脊柱後弯増加と体幹伸展筋力は関連性があるといわれています。

更に、健常人に比べて慢性腰痛患者でも腰椎の弯曲可動域、仙骨の傾斜角が低下しやすい傾向にあります。


つまり、加齢や腰痛によって腰椎は後弯化していきます。

高齢化の脊柱変化


ここでニュートラルな脊柱アライメントを維持するために重要になるのが「腰椎前弯のコントロール」となります。


そして、腰椎前弯が作られることで「エロンゲーション」へと繋がります。
エロンゲーションとは「軸の伸長」であり、背骨が伸び上がるような動きのことをいい、姿勢改善にはとても重要なキーワードとなります!


エロンゲーションについてはこちらの記事にとても分かりやすくまとめられています。


▶︎腰椎前弯を維持することの重要性

脊柱後弯変形に伴い腰背部痛を訴える方が多いですが、その要因の1つに腰背部筋の筋スパズムが原因となることがあります。

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