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【読書感想文】 #3 世界最高の話し方

なんとも惹きつけられるタイトルのこの本。
そして、何より著者の肩書がすごい。
エグゼクティブ・スピーチコーチ、コミュニケーション・ストラテジスト
聞いただけで、コミュ力お化け感伝わってきますね。

そんな著者が書いた

「世界最高の話し方」
1000人以上の社長・企業幹部の話し方を変えた!
伝説の家庭教師が教える門外不出の50のルール

こちら私的には満塁ホームラン本でした!

そして、この本を一言で表すと、

「世界標準の話し方はこれ一冊」

です。

ではでは、読書感想文の本文へ

↓↓↓

ここ最近、ワークショップをする時の話し方のレベルをもう一段階上げたいな〜と思っていました。
あと、普段の何気ない会話もすごく大事だよな〜と感じてて、雑談力も上げたいと思ってました。
そんな時、この本に出会いました。

世界最高の話し方。

これ身につけたら、無双状態になれるんじゃないかと、ワクワクしながら読み進めました。
本書では世界最高の話し方を身につけるための50ものルールが世界の著名人を具体例に出しながら紹介されています。

その中でも私にとって大きな学びがあったのは以下の3つのルールでした。

1つ目は、「会話の内容は忘れても印象・気持ちはずっと残る」というルールです。
著者は「何を話すかよりもどんな気持ちにさせるか」が大事だと述べています。

確かに、初対面の人と会話した後に、話の内容よりもその人がどんな印象だったかの方が覚えているな〜と。
そして、1ヶ月も経てば内容なんてほぼ忘れてしまっている。

ということは、雑談において話す内容よりも「相手に何を感じてもらうか」が重要。
では、具体的に雑談・会話の達人になるには何をすれば良いのか。
それは、自分が話すのではなく、相手にマイクを渡せば良いのです。
つまり、最高の聞き手になる。

雑談・会話のプロになろうとしているのに、最高の聞き手になるというのは逆説的ではありますが、これが一流なのです。

ダライ・ラマはこんなことを言っています。
「あなたが話すときはあなたが知っていることを繰り返しているにすぎない。でも、あなたが聞けば何か新しいことを学べるかもしれない。」

深いですね〜。

ただ、聞くばかりでは会話がもたないと思うので、そこで必要なのが「ど力」です。
もちろん、努力でどうにかしろという根性論ではないです。

「どう?どんな?どんなとき?どこで?どうして?どれ?どうやって?」など、「ど」から始まるオープンクエッションを挟んでいくことが重要とのことです。

そして、2つ目は「13文字以内に絞り込んだ一言をつくる」です。
私は丁寧な表現をしようと、ついつい余計な贅肉がついた回りくどい言葉を使いがちです。

では、どのようにインパクトのある13文字の言葉をつくるかというと、言葉のお片付けの3つのステップがあると著者は述べています。

それは、
①言葉の棚卸をする
言いたいことを全部出して並べてみる

②「心が動く言葉をピックアップ」
棚卸した言葉から心が動く言葉を選ぶ

③5つの方法で、13文字程度に「たたむ」
「たとえ」「数字」「ベネフィット」「チカラのある言葉」「?→!」のポイントで文字をたたんでいく。

このステップで誰も免疫を持っていないパワーワードを作り出したいなと思います!

そして、最後が「(プレゼンは)くれぐれも自己紹介とお礼から始めてはいけない」です。
プレゼンの冒頭、つかみが大事と分かりながらもついつい「ただいまご紹介いただきました庄田です。」と何度言ってきたことか。

プレゼンは冒頭30秒のインパクトが勝負
これから、次の5パターンを駆使して心をグッとつかむプレゼンを作っていきます!

①ユーモア(鉄板ネタをひとつ持っておく)
②サプライズ(想定外は鮮烈に記憶に残る)
③ストーリー(軽いエピソードでも聴取との距離を縮める)
④質問(オープニングの最もメジャーな方法)
⑤告白(じつは私は、、、だけで面白いつかみになる)

この本を読み返しながら、内容を実践していけばホントにワールドクラスになれるんじゃないかと感じます。

それほどの内容が本書には詰まっています!
コミュニケーション力上げたい!という方はぜひ以下のリンクから購入してみて下さい↓↓↓

「世界最高の話し方」
1000人以上の社長・企業幹部の話し方を変えた!伝説の家庭教師が教える門外不出の50のルール
(岡本純子著、東洋経済新報社)

これから、「プレゼンはエンターテイメントだ」を意識して、楽しみながら学べる場を作っていきますので、ぜひ、私のワークショップにご参加ください!

本書のおかげで、Informer(情報を伝達する人)ではなく、Performerでありたいと思えました!


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