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いよいよ母なる大河ガンガーと対面する【Varanasi】

2024/06/09

ハイデラバードで乗り換えた飛行機は、定刻通りの正午前にバラナシに着陸した。

有名観光地とは思えないほど簡素な空港

配車アプリで手配したオートリクシャーで市内へ。
気温は40℃を軽く超えており、熱風が波となって押し寄せてくる。
熱波を顔に喰らうと眼球が痛くなるほどに暑い。

1時間弱でガンガーの側のゲストハウスに到着。
荷物を置いて、昼ごはんを食べに行く。

車が入れないほど細く入り組んだ通りを歩いて目当てのレストランへ。

Sushi Caffe
豚キムチ丼定食(420ルピー)

久しぶりの日本食で腹ごしらえをして、いよいよ聖なる大河ガンガーへ行く。

自分のインド滞在が1年を切って、「行き残している場所」をピックアップしているのだが、バラナシはその一つ。
インドに住んで2年半が経つが、実はまだガンガーを見たことがない。

人の流れについていって、沐浴場のガートに抜ける。
いよいよ母なる大河ガンガーと対面する。

あれ、意外と小さい……?
初めてガンガーを目にした感慨よりも、思っていたよりも川幅が狭いことに驚いた。

しかし、今はちょうど乾季の終わりの頃。
ちょうどガンガーの水量が最も少ない時期なのかもしれない。
雨季に入ると、砂浜が広がっている向こうの方までガンガーが拡大するのだろう。

ガート沿いの歩道を歩いて、ゲストハウスまで戻る。
昼過ぎの最も暑い時間帯だからか、沐浴したり外を歩いたりしている人は少なくて、のんびりした空気が流れている。

ゲストハウスで休息を挟み、日が暮れる午後6時半に外に出る。

バラナシのガートでは、夜になるとアールティと呼ばれるプージャ(祈りの儀式)が執り行われる。
バラナシの中では上流に位置するアッシー・ガート(Assi Ghat)でアールティを見学する。

完全に辺りが暗くなった19時頃から礼拝が始まる。

最初に会場全体で長いマントラを唱えた後、僧侶が線香の煙や燭台の灯りを掲げて女神ガンガーに祈りを捧げる。

これにて「ヒンドゥー聖地巡礼旅」の初日が終了。

辟易するような酷暑だが、特にトラブルもなく無事に旅のスタートを切ることができた。

今日の出費

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