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7/1 いよいよラオス旅も終盤へ 【ポーンサワン→ルアンパバーン】

カンボジアから陸路で入国し、徐々に北上していったラオス旅。
いよいよ終盤戦に突入し、今日はルアンパバーン(Luang  Prabang)へ移動する。

Xiengkhouang Bus Station(北バスターミナル)

ポーンサワン(Phonsavan)からルアンパバーンへ行くバスは朝発と夜発の2便。
だいたい8時間くらいの道のりなので、夜行バスに乗れば効率的に移動できる。
しかし、この2つの町の間には緑深い山脈が通っているらしく、道中の景色を楽しむためにぼくは朝発の便を選択した。

ミニバスは定刻通り午前8時半に発車した。

道路は比較的きれいに舗装されているものの、山道の中を蛇行しているため、車体は右に左に大きく揺れる。
ウトウトしては頭を窓に強打して起きる、というようなことを繰り返す。
嗚咽を漏らしている乗客もいたので、乗り物酔いしやすい人は要注意だ。

期待通り、車窓の風景は絶景であった。
急峻な山岳地帯というわけではなく、なだらかな尾根が遠くの方まで連なっている。
どこまでもどこまでも緑が続いているのだ。

中国やタイ、ベトナムに挟まれたラオス北部は、たくさんの少数民族が暮らす地だ。
バスはいくつかの集落を通過するが、特徴的な形をした建物や美しい刺繍をあしらった衣装を着た人を見かける。
彼らが少数民族かどうかは定かではないが、なかなか興味深い光景だ。

バスは午後4時過ぎにルアンパバーンのバスターミナルに到着した。
8時間弱のバス旅だった。

たぶん南バスターミナル

例によって市の中心部から少し離れたところで降ろされたので、市内まで歩いて行く。

中華系の観光客が多いのか、漢字の看板がたくさんある

市内に近づくにつれ、おしゃれなカフェや欧米人観光客を目にするようになる。

古都ルアンパバーンは町全体が世界遺産に登録されている。
そのためか、レストランやカフェも歴史的な景観の中に溶け込むようにデザインされている。

溶け込むATM
ナイトマーケットの準備

メインストリートにあるドミトリーにチェックインして、市内を一望できるプーシーの丘(Phou Si)へ行く。
この丘は寺院の中にあり、頂上には仏塔がある。

狭い頂上はサンセットを待つ観光客でごった返していた。
賑やかであまり風情はない。

東の方角
西の方角

山の向こうに沈むサンセットを拝んだら、丘を降りて夜のルアンパバーンを散策する。
メインストリートはナイトマーケットで賑わっていた。

ナイトマーケットで売りに出されているものの大半は、東南アジアの他の都市とだいたい同じで、目新しいものはあまりない。
ゾウ柄のラフなパンツに地名が入ったTシャツ、布製のバッグなど。
たまに、伝統工芸品らしき織物やラオスコーヒーが並べられている。

クラブやバーも店を開くが、古都だけあって落ち着きがある感じがする。

そんな中でも夕食は安定のヌードルスープ(ラオス名は不明)。
食べること自体は好きだが、何を食べるかはあまりこだわらないので、旅行に行くと「安くてハズレのないもの」ばかりを食べることになる。
ラオス旅行中の食事の7割はヌードルスープと言っても過言ではない。

ここ3日ほど、移動やらなんやらがうまくいかなくてネガティブモードだったが、そんな気持ちも吹き飛ぶほどルアンパバーンは魅力的な場所だ。

今日の出費

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