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6/9 空色のママチャリでサイクリング 【ホアヒン】

朝、ゲストハウスの周辺を散歩する。
夜になると胸の谷間を強調するワンピースを着て、「マッサ〜」と妖艶に微笑みかけてくるお姉さんたちの姿はどこにもない。
静かで平和な路地だ。

ビーチの方まで足を伸ばしてみる。
ホアヒンはビーチリゾートだが、水質がそこまできれいではないようで海水浴を楽しむ人は少ない。
朝の(とはいえもう10時半なのだが)ビーチはほとんど人がおらず、気だるい空気が漂っている。

ゲストハウスに帰る途中に移動式屋台を発見したので、朝食を食べる。

正午にゲストハウスをチェックアウト。
今晩22:00発の夜行バスでプーケットへ移動する。

それまで時間を潰さなくてはいけない。
ホアヒン郊外にあるワット・フアイモンコン(Wat Huay Mongkol)という寺院まで行ってみることにする。
ここには、国内最大級の巨大像があるとのこと。

ホアヒン駅前から寺院行きのソンテウ(乗合バス)が、1時間に1本のペースで発着しているらしい。
しかし、停車場に1時間半待っても来なかったので諦めた。

市内からワット・フアイモンコンまでは20km弱。
空色のママチャリをレンタルして、自転車で行ってみることにした。

行きはかなりぶっ飛ばして、1時間ちょいで到着。

謎の鶏たち
ガネーシャ

高さ12m、幅10mの巨大像のモデルとなっているのは、ルアン・パウル・トゥアドという高僧で、タイで最も有名な僧侶の1人。
タイ中から巡礼客が訪れるらしい。

時間に余裕があったので、帰りは景色を楽しみながらダラダラ漕いで2時間ほどで市内に到着。

行きは雨がぱらついていたが、帰りは雲の切れ間から青い空が見えた。

それでもまだまだ時間が余っているので、ショッピングモールで時間を潰す。

外国産の映画が多い。タイは映画産業が盛んではないのだろうか。

20時頃、夜のビーチに行ってみようと思い立って、直行バスの発着所近くのビーチに行ってみる。
朝のビーチは活気がなかったが、南国のこととて夜はさぞ賑わっているだろうと予想していたものの、全然人がいなかった。

定刻より20分遅れてやって来た夜行バスに乗って、ぼくはプーケットに向かった。




ホアヒン→プーケットの直行バスは22時に出発し、翌正午に到着する。
夜行バスなわけだが、座席は普通のバスと同じだった。
インドの夜行バスの中には、寝台バスも存在する。寝台列車のように、座席が完全にベッドになっているバスだ。それでも運賃はタイの夜行バスの5〜7割ほど。
インドは「旅のラスボス」のように言われることが多いが、移動手段に関して見ればかなり旅人に優しい国であるように思える。
あるいは「慣れ」の問題かもしれないが。

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