見出し画像

Cinematic Portrait - Monochrome

Model: YUNA
Location: Studio Coucou

カラーで撮った写真をモノクロにするのは邪道だ。最初からモノクロで撮らなきゃ。

そういうポリシーの人もいるだろうけど、僕は Raw でしか撮らないから、どのみち Lightroom に取り込んだらカラーになってしまう。

やり方は人それぞれ。あんまり気にしないで自分なりに試してみよう。モノクロポートレート。

モノクロの映画で「映像が美しい」と感じるのは、宮川一夫撮影の作品が多い。「羅生門」に「雨月物語」。でも観たのは随分昔だし、どちらも時代劇だから余り絵作りの参考にはならないのかもしれない。

洋画だと、ゴダールの「アルファヴィル」やルイ・マルの「死刑台のエレベーター」などがスタイリッシュなモノクロ映像として思い浮かぶ。カサヴェテスの「アメリカの影」やフェリーニの「道」、「8 1/2」、「甘い生活」あたりも映像そのものに魅力がある。

けれどその魅力の根源には何があって、どうすればそこに近づくことができるのかが皆目見当がつかない。試行錯誤するしかない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?