ぶらり、保谷
西武池袋線で池袋から準急で15分程度。東京なのか埼玉なのか怪しいエリア。正直何があるのか知らなかったし、きっと何も無いだろうと思っていた。
しかし、である。何も無さそうなところを訪れて初めて、ぶらり活動の真価が問われるのではないか、という謎の使命感に駆られて訪れることを決意した。決意なんて言うほど遠い場所でもないのだが。
そして「何も無い」の代表みたいな紹介で申し訳ございません。そしてこの突発的な使命感は来週には消失している可能性もございます。
実際何も無いところではあったのだけど、畑が沢山あったのが印象的だ。
思えば僕が育った埼玉の奥地(埼玉県入間郡三芳町)では、当たり前のように近所に畑があったのだ。その田舎臭さが僕はどうにも好きになれず、早くその街から離れたくて仕方なかったのだけど、今この年になってこういう風景を見るとしみじみと「悪くないじゃないか」と感じるのである。
今夜は練馬大根で「ぶり大根」でも作ってみるかな、などと安直なことをぼんやりと考えていた。(作らなかったけど)
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