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ぶらり、四ツ谷

四ツ谷と言えばライブハウス Four Valley だよね、というのはまあまあ年食ったオッサンの感覚なのだろう。とっくの昔になくなってる。大学時代に2~3回くらいライブやったかな。どのバンドでというのは余り覚えてないけど。

四ツ谷の思い出なんてそれくらいしかないな。基本的には縁のない街。

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僕は今でもギターを嗜むけれど、他の人とバンド組んだりライブやったり、なんてことがこの先の自分の人生に起こり得るのかな、なんてことをふと思うことがある。

若い頃、僕なりに本気で取り組んだバンドで結構しんどい思いをしたから。メンバーへの不満、不和が絶えなかった。もちろん僕自身にも原因はあったのだろう。

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今、僕の頭の中には3つのバンドが思い浮かんでいる。一つ目は純粋に音楽性の違いで僕が脱退した。

二つ目は、ボーカリストに対する不満が原因となって僕が脱退した。

三つ目も、ボーカリストに対する不満が原因だった。これは僕が脱退したというよりはバンドそのものが解散となった。

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若かったから、では説明がつかない部分もある。今でも僕は「自分が作り上げたもの」に対して他人が手を加えることに強い抵抗を覚える。僕が作った歌詞は僕の分身だ。それが音楽的に優れているかどうかは問題ではない。そこに他者の手が加わることで、それはもはや僕の分身ではなくなる。だから僕の作った歌詞を勝手に改変するボーカリストたちが許せなかった。

作品として最善の状態、とは「万人に受け入れられること」なのか、それとも「作者の世界観を忠実に再現していることなのか」なのか。その両方を満たしていることが最善と言えば最善なのかもしれないけれど、そのどちらかを選べと言われたなら僕は迷わず後者を選択する。

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なんて、長らく考えたこともなかった音楽活動のことを思い返すきっかけとなった街でした。

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