私立中ママたちのスタンダード

近所のママ友が遊びに来た。子どもは別々の私立中に通っている。

みなマウントや出し惜しみや謙遜のない人たちで、ざっくばらんにおしゃべりできたのは本当によかった。

何を一番感じたかというと、フツーに意識高いということ。

例えば、子どもたちに歯列矯正や美容脱毛といった自費診療のクリニックにフツーに通わせている。お出かけ前に身だしなみを整えましょ、というように。

ウチはそろそろ歯列矯正をと考えていたので、5くらいしかなかった情報が一気に95流れ込んできた感じ。

また、フツーに海外留学あるいは海外転校も視野に入っている。選択肢がレールにおさまらなくて刺激的だった。

ただ興味深いと思ったのは、お金をバンバンつぎ込んでできるだけ高みを目指そうというのとはちょっと違うこと。以前はあったかもしれない「いい大学への進学」や「国際的な活躍」といった子どもへの期待がコロナで一変した、と口を揃えて言うのだ。

私も昨年子どもが体調を崩し「元気に生きていてくれたらいい」という感覚で過ごしているが、みなそれぞれの紆余曲折を経て「子どもが幸せならいい」というところに落ち着いているそう。「命あってこそ」「子どものやりたいことを」という共通理解のもと、お酒はどんどん進んでいった。


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