ひとりで過ごす日曜日

午前中の東京は土砂降りでした。起きてから洗濯と掃除はしたけど部屋着は着替えずに、ベッドの上でごろごろと過ごし、ひたすらだらけていました。本当は着替えたい。でも、着替えてメイクをすると、ベッドのうえに寝ころびたくないのです。

前の家は、ソファがあったからよかったなあ、なんて思いました。着替えても着替えなくても、メイクをしてもしなくても、ひたすらごろごろ～っとしていた。

彼とふたりで。

ふたりとも、からだは大きくなかったから、ソファに座っても寝そべっても、ぎゅうぎゅうになるなんてことはなかった。ソファに座って、お菓子食べたり、テレビを見たり、本を読んだり。そのままふたりでお昼寝をしたり。わたしも彼もおとなしいほうだから、あまり賑やかにしゃべらなかったかな。でも、何かしら会話はしていて。その何気ない会話がストレス解消のひとつだったんだなあって、ひとりになってからよく思います。

会社に行けば頭も気も使うし、実家に帰って親としゃべるときも、心配させまいと気を使う。ひとりでいるときもなんとなく緊張している。彼と会えなくなってから、どことなくずっと気を張っている。

彼に気を使わなかったというわけではなくて、たぶん、お互いに気を使い合ってはいたんだと思うけど、それをストレスに感じることはなかった。そういう暮らしをしていたんだな、って、今となっては思います。

昨日はチキンのトマト煮を作って食べました。今日はこれから肉じゃがを作ります。自分のために作るご飯は、どうしてこんなに味気ないんだろう。自分のために作るご飯が美味しい、作るのが楽しいって思いたいなーってそう思いながらご飯を作る週末です。