学級経営を磨くために!
最近、自分の学級経営を見つめ直してます。
「具体的実践を交えて教えてください」とよく言われますが、
感覚で取り組んでいるものもあり、言語化しづらく。。。
そんな僕が大事にしているのは、
「何をするか」より、「どう在るか」なんですよね。
子ども達のモデルになる!
僕が大事にしているのは、これだけです。
「こんな大人になったら楽しそう!」って子ども達が思える事。
そのために自分がモデルを見せる。
そんな思いだけで10年以上、教壇に立ってきました。
職場で同僚とも、似たような話題で盛り上がりました。
「子どもに自分の口癖とか、移っちゃうよね」
先生ならだれもが感じるあるある話ですね。
僕がポロっと口にする方言を子どもが言っていることもある。
ある人は先生が片付けられないと、子どもも片付けられなくなるとか。
「ついお前さ~って言っちゃうけど、子どもが言ってたんだよね。」とか、
挙げだしたらいくらでも出てきます。
そんだけ影響がある立場。
どう繕ったって、「ありのまま」の自分が伝わってしまう。
どんなにいい授業をしていても、伝わる部分ってある。
だから、自分が自分の人生を楽しむことが、
子ども達にとって最大の教育になる考えています。
自分らしい「どうやるか」がいい!
もう少し言語化してみると、
「どんなことでもチャレンジして、自分たちで解決しようとする」
「困難があっても、学び続けて自分を伸ばそうとする」
という姿勢を大事にしています。
普段の授業で、学級経営で伝えていく。
そのために、どうやっていくのか?を考えています。
10年前は、色んな本を読み漁りました。
そして、ほぼ手当たり次第に(笑)、マネしました。
「右むけー!右!!前へー進め!!!!」
みたいな、バチっと揃ったクラスを目指そうとした時もありました。
が、そうしようとして一瞬で無理だと悟る(笑)
自分がそうだったように。
安心して、失敗しても受け止めてもらえる場があって、
チャレンジを応援してもらえる場があること。
そんな空間を学級や学校の中で作ろうとしています。
だから、自分のスタイルに合った「どうやるか」を追究しているのです。
自分軸をみがくために
自分のスタイルを見つけるためには、
「とにかく試してみる」精神が大事。
と同時に、
「自分の内面を磨いていくこと」
「授業に限らない普遍的な知恵や構造を学ぶこと」
が大切です。
色々な方法を試すことを目的にするのでなく、
試してみて「これは自分のスタイルに合うかな」を
見つけていくことが一番大切。
そうして、自分軸が見えてくれば、
同じ実践を繰り返して磨いていけばいいだけなんです。
と、同時に、自分軸の精度が高まれば、
実践が持つ意味や価値が変わってきます。
「うちの子がよく笑うようになりました。」
「人間としての器が広がったように思います。」
なんて言葉を保護者から聞けるようになったのも、
自分軸を磨いたおかげです。
子ども達がよりよい未来を拓くためには、
自分自身の未来をよりよくしようと努力すること。
学級経営の必勝法「これさえやればうまくいく!」はなくても、
自分自身を磨き続けることは成功率を高めるんじゃないかな。
残り数か月。
自分自身をもう一度見つめてみませんか。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?