見出し画像

【紅麹自主回収】小林製薬の公式通販について

利用規約ウォッチャー みなしボウイです。

小林製薬の紅麹を使ったサプリメントで健康被害の報告が相次いでいる件は、非常に大きな問題になっています。

私も小林製薬のWEBサイトを見ていたのですが、公式通販である「小林製薬あったらいいな通販」が目に止まりました。

小林製薬あったらいいな通販

「小林製薬あったらいいな通販」の会員規約(利用規約)について、少し覗いてみましたので記録に残しておきます。



会員規約がPDFになっている

「だからなに?」という感じですが、HTMLではなくて会員規約がPDFでした。しかもWordからPDF化したファイルのようです。

小林製薬あったらいいな通販 会員規約

転売対策に注力している

別ページでも掲載されているように、小林製薬は自社商品の転売対策に力を入れています。

会員規約でも、第1条(会員規約)第3条(会員と登録)第7条(会員資格の取消し)第9条(禁止事項)第13条(商品の購入) にて、転売目的の利用は出来ない旨が繰り返し明記されています。

公式通販で取り扱われている商品が、販売自体に法的規制のないサプリメントや健康食品が中心ということで、どうしても転売のターゲットになりやすいという事情があるのかと思われます。そのため、品質面や安全面の点から製造販売元として目を光らせているのです。

転売行為を広く取り締まるする法的規制が存在しないため、各業界は転売対策に頭を悩ませているところですが、チケット転売については「チケット不正転売禁止法」が施行されているほか、業界の自主的な取り組みも始まっています。

もとより、転売を営業目的で行うには古物商免許の取得が必要であり、無許可で古物商の営業を行うと、古物営業法違反として、「3年以下の懲役」または「100万円以下の罰金」もしくは両方の罰が科されてしまう可能性があります。


定期お届け便や会員特典(景品交換ポイント)について

他社の通販同様に「小林製薬あったらいいな通販」でも、定期お届け便会員制度(景品交換ポイント)を行っています。

概要はガイドページに詳しく記載されていますが、会員規約では特に触れられてはいませんでした。会員規約と同一の扱いになるのだとは思われますので、ユーザーはしっかり把握しておく必要があります。


今回事態の解明、健康被害に遭われた方々の一日も早いご回復、お亡くなりになられた方の御冥福をお祈り申し上げます。

なお本投稿における、発表内容は発表者個人の見解に基づくものであり、本投稿にて取り上げられている組織及びサービスの公式見解ではありません。


この記事が参加している募集

スキしてみて

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?