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【誰がウイルスを撒き散らしてるか?】

なんかね、オレたち自営業者(特に飲食系やライブハウス系)がコロナを撒き散らしてるみたいに思ってる人が結構居るみたいなんで、ハッキリ書いとくわ。

今回のコロナ禍で、自粛による経済破綻を目の前にして、国は各種補助金・助成金・給付金を過去に類を見ないくらいバンバン発行してます。
そして多くの自営業者達は、その各種補助金の交付を受けて暮らしています。
ソレも恐らくは1つじゃないでしょう。
でかいのは先の持続化給付金。
他に、家賃補助とか、芸術家には文化庁の補助金とかもあるでしょう。
札幌ではすすきのの飲食店は時短営業で手当が市や道から出ます。

オレたちミュージシャンは、文化庁や文化財団やその他の関係特殊法人等からも、活動の内容に応じて助成金や補助金が出ます。

この補助金ってのはサラリーマンは申請できないので、会社員の方は内容まで知らないでしょう。

で、その各種補助金を受けるに最低限の共通した条件があるんです。
それは【感染拡大防止に努める】なんですよ。
しかも、補助金の種類によっては、その補助を受ける為に、どういう防止策を施してどういう営業を行ってるかを報告する義務があったりもします。

業種別に色んな補助金や助成金がありますから、誰がどの補助金を受けてるかかは知りませんが、どれも厳しい感染拡大防止に関するガイドラインが儲けられそれを遵守することが求められ、その条件を満足しないと補助金も助成金も受けられません。
なので、少なくとも飲食店やライブハウスは、普通の会社以上に感染拡大防止に真摯に労力を割いています。

補助金を受けてるからってだけじゃなく、自分の店から感染者やクラスターを出したらそれこそ廃業に追い込まれるから、そこらの会社なんかよりよっぽど必死に真剣に取り組んでるんですよ。

だから、飲食店経営者や、ライブハウス経営者、を初めその他の業種の事業者達は、そこらの会社員なんかよりよっぽど神経質に感染拡大防止に取り組んでる事を知って下さい。

それでも、感染やクラスやーが中々収まらないのは、お店がズサンなのではなく、そこに遊びに来る心無い人達が不用意にウイルスを持ち込むからであって、事業者がウイルスを発生させてる訳じゃないんですよ。

歓楽街に遊びに行くときは、自らマスク着用、手指消毒くらいは当たり前と思って、必要以上に騒いだりせずに節度を持って楽しんで下さい。
そうじゃないと、せっかくの経営陣の努力は水泡に帰すことになり、お店が破綻し、ますます経済状況が悪くなります。

そしてこれらは対岸の火事じゃないって事を理解してください。
どの業種も一蓮托生なんです。

我々がコケたら、あなた達の仕事もいずれ無くなります。
あなた達がコケたら我々の仕事も無くなります。

社会は繋がってるって事を覚えておいて下さい。

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